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Modular synth モジュラーシンセ / ユーロラック

BASTL INSTRUMENTSの定番モジュール SKISが「SKIS II」に進化!たった5HPの省スペースで多機能な デュアル VCディケイ + VCA を実現。

BASTL INSTRUMENTS "Skis II" Dual Decay with VCA

BASTL INSTRUMENTSの定番のデュアルチャンネルのディケイ+VCAモジュール"Skis"が、"Skis II" に進化! オリジナルのSkisモジュールをより堅牢でクリーンなVCA構造に再設計し、新しくボルテージ制御のディケイエンベロープ、さらにいくつかの便利な機能も加わりました。 Skis IIはデュアルチャンネルのディケイ・エンベロープとVCAを備えた省スペースで便利なモジュールです。 エンベロープとVCAは内部でノーマライズ接続されていますが、パッチケーブルを接続する事で個別にも使用できます。 ディケイエンベロープはエクスポネンシャルカーブで、リリースエンベロープに設定する事も可能です。2つのVCAはリニアカーブです。 またAチャンネルに入力したトリガーは、Bチャンネルに接続がない場合には内部でノーマライズ接続されるため、1系統のトリガーからA/B異なるエンベロープを作り出し、同じトリガーで異なるサウンドをそれぞれ違うエンベロープで鳴らす事も簡単にできます。さらに一方のチャンネルだけにCV信号を入力して変化のあるリズムやサウンドを演出するなど、アイデア次第で深みのあるバリエーションが得られます。 一般的なSkis IIの使い方としては2つのトリガーされた音声信号からパーカッシブなサウンドを作り出しディケイを調整する事ですが、回路用のジャンパでサウンドにエフェクトを与えたり、DECAY CVとVCA CVを利用した多彩なエンベロープカーブを自在にクリエイトできます。 あらゆるモジュラーシステムの基本モジュールとして、便利にクリエイティブに使用する事ができます。

instruction

モジュラーシンセ,ユーロラック,モジュラー,ディケイ,エンベロープ,デュアルチャンネル,省スペース

1)TRIGGER入力によりDECAYエンベロープが開始されます。チャンネルAのTRIGGERはチャンネルBの入力にもノーマライズされます。つまり、チャンネルBにケーブルが挿入されていない場合は、両方のエンベロープがチャンネルAに接続された信号でトリガーされます。トリガーのスレッショルド値は約1Vです。エンベロープの自然なアタックは約2msであるため、2msより短いトリガーはエンベロープの振幅に影響を与える可能性があります。この入力はトリガー(ディケイ)モード、またはゲート(リリース)モードで機能します。この詳細についてはジャンパーAを参照してください。 2)A/Bチャンネルの各DECAYノブは各エンベロープのディケイタイムを設定します。ノブが最小付近では短いエンベロープをレンダリングし、12時を過ぎるとエンベロープは「オープンハイハット」的なディケイタイムとなり、最大位置では約3秒のディケイタイムになります。最小位置では約8msです。 3)DECAY CV IN端子に入力されたCVでディケイタイムを設定できます。5V信号でDECAYノブのフルレンジになるようにスケーリングされています。 4)ENV OUTはエンベロープの出力です。エンベロープは約6Vでピークに達し、約-0.5Vで静止します。エンベロープの実際の出力はLEDで視覚的に確認できます。 5)VCA CV INは、VCAのコントロールボルテージ入力です。エンベロープ出力は、この入力にノーマライズされます。この入力端子にケーブルを差し込むと、エンベロープのノーマライズされていた接続が切断され、VCAを個別に使用することができるようになります。 VCAはCV入力が5Vでユニティゲインになります(出力振幅が入力の振幅と同じになる)。 6)VCAは電圧制御のアンプであり、CV入力の電圧に基づいて入力信号の振幅(ラウドネス)を変更します。 CV入力の電圧が高いほど出力が大きくなります。このVCAはリニアレスポンスのカーブです。 0V =クローズ、2.5V =半振幅、5V =オープン(ユニティゲイン)、5V以上=ゲイン。

A. ゲートモード TRIGGER入力は、基板上のジャンパーAが閉じられている場合はGATEモードに設定されています(デフォルトではジャンパピンは閉じられています)。 GATEモードでは、エンベロープ出力はリリースエンベロープをレンダリングします。つまり、トリガー入力で信号がHIGHの場合、エンベロープ出力は入力が低下してから減衰(リリース)、エンベロープがレンダリングされるまでHIGHのままです。詳細は以下の図でご覧ください。

B. TAMBジャンパーをジャンパピンで閉じると、VCAセルが高いピッチ周波数で共振/自励発振する独特なサウンドが得られます。ノイズ信号を使えば、設定によりタンバリンの響きのように聞こえるようなサウンドメイクが可能です。これはモジュールの開発中に見つかった偶発的な機能で、サーキットベント的なアプローチです。回路は高周波で自励発振する可能性があることに注意してください(犬に迷惑をかける可能性があります!)。

★カットジャンパーに関する注意 警告:これらのジャンパーを変更すると、保証が無効になります! これらのジャンパーは、ハッカーに柔軟性を提供し、あまり一般的でないユーザーエクスペリエンスに対応するものです。 構成を変更するには、はんだ付けの基本的なスキル(または鋭利なカッターナイフによる正確な切断)が必要となります。

C. K_A ノブの制御スキームを変更できます。デフォルトでは外部からのCV入力はノブ位置の値にミックスされます。裏面のはんだジャンパーを改造する事で、ケーブルがDECAY CV INに挿入されていない場合ノブは普通に動作し、ケーブルが挿入されるとすぐにノブがDECAY CV INの信号のアッテネータに切り替わるようになります。詳しくは以下の図でご確認ください。

D ← TRIGGER A入力からTRIGGER B入力へのノーマライズ接続は、このはんだジャンパーのトレースを切断することにより無効化できます。

E E/L デフォルトではディケイエンベロープはエクスポネンシャルカーブになっています。 このジャンパーでトレースをカットすることにより、リニアカーブにもに改造できます。

F OUT_A_TO_B はんだでジャンパしてピンを閉じた場合、ケーブルがA入力端子に挿入されていない限り、両方のVCA出力がチャネルBの出力にミックスされるようになります。 これはノーマライズを壊し、両方の出力は独立します。

features

・デュアルチャンネルのボルテージ制御のディケイ/エンベロープ ・ディケイタイム:8ms~3s ・エンベロープのゲート/リリースモード(ジャンパー設定) ・ノーマライズされたトリガー ・LEDでエンベロープを視覚的に確認可能 ・デュアルチャンネルのリニアVCA(ENV OUTはVCA CV INにノーマライズ) ・タンバリン・ベンドのためのジャンパー ・さらなるハッキングのためのはんだジャンパー ・5HPユーロラックサイズ ・24mm 奥行 ・消費電力: +12: 40mA, -12: 35mA ・PTCヒューズ/ダイオードで保護された10ピン電源コネクター

 

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