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Recording プロオーディオ

WesAudio ngTubeEQ 東京・神田 宮地楽器RPMにて展示中!

「体験型」レコーディング機器専門店、宮地楽器RPMさん。国内でも最大規模の展示スペースと展示機材の数で、マイク、アウトボード、DAW、プラグイン、オーディオインターフェース、ヘッドホン、スピーカーなど、入口から出口までの厳選された機材がカテゴリーごとに揃えられています。

ボーカル、楽器収録用のマイクもブースを利用して、マイクプリとの相性まで突き詰めた試聴が行えて、アウトボードもご自身の素材を持ち込めば比較試聴もじっくり行うことができます。また、スピーカーもコントロールルームの施工がされた防音室で、理想的なリスニングができます。それぞれの展示機材は日々アップデートされていて、余裕のある展示スペースと試聴環境がしっかり整えられています。もちろん、スタッフさんの豊富な宮地楽器RPMさんなら、長く愛用できる理想の機材に出会えるでしょう。

宮地楽器RPMさんでは、Golden AgeやFMR Audioなどの数万円台の製品から、Chandler LimitedのREDD/TGシリーズのマイクやアウトボード、GRACE designのモニターコントローラー、マイクプリアンプなどを多数展示していただいています。

そしてWesAudio製品もng500シリーズからng76やngBusCompに加えてngTubeEQも店頭展示を開始しています。これらは常時店頭展示され、いつても試聴していただくことができます。

2チャンネルのアナログハードウェアのEQの魅力を詰め込んだngTubeEQは、展示以降反響があったようです。そこで、宮地楽器RPMのスタッフさんに、至れり尽くせりの魅力が詰まっているというngTubeEQについてお話いただきました。

音質はハードウェア、操作感はソフトウェアの「二刀流」

本シリーズの最大の魅力はデジタルリコール機能です。ミックスで使用する際には、ハードを通していることを忘れてしまうくらい、プラグインで使っているような感覚です。セッションを開き直しても、前回のリコールシートや設定の写真を見て復元する必要はありません。 それでいて音質はハードならではの大胆な設定でも破綻しにくいサウンドです。

レコーディングにおいてはAとBどちらの設定にしようかと迷う場面があると思います。その際には、お気に入りの設定をプラグインからでも本体パネルからでも瞬時に切り替えて楽曲に合う方を選ぶことができます。他のリコール機能が付いていないハード機材なら、複数のノブやボタンを同時かつ瞬時に切り替えることは不可能です。この機能があることによって大幅な時間短縮ができ、限られたレコーディングの現場でも、より演奏本来のクリエイティブな時間に使えますね。

本シリーズに共通して感じられる音色はアナログならではの濃厚な質感というという訳ではなく、基本的にはクリアでサラッとしたキャラクターです。これはレコーディングやミックスで使用する際に大きなメリットになり得ます。事故に繋がりがちな不要な歪みやキャラクターの付与を極力避けることができます。その上で音色を追い込んでいく際に必要なキャラクターをTHDやトランス、機種によっては真空管で必要な分だけ足して行けます。これはまさにクリエイティブさと安全性の両立と言えるでしょう。

まとめると本シリーズは音質はハードウェア、操作感はソフトウェアとそれぞれのいいところ取りの、まさに「二刀流」な機材ですね。

出て欲しかった製品が本当に実現された

本機種はついに出て欲しかった製品が本当に実現されてしまったと感じます。 現代のミックスやマスタリングはデジタル全盛の時代でリコールがスムーズに行えること、痒いところに手が届くような非常に細かいステップでのコントロールが行えることが必須です。

通常アナログ領域では左右が一致した精度で細かいステップのEQを作ろうとすると、膨大なパーツ選別とキャリブレーションが必要となり、到底現実的な価格で販売することは不可能と言えます。

本機種はなんと0.1dbステップをハードウェアで実現してしまっています。Wes Audioはどのような技術でこのパーツ選別やキャリブレーションの課題を乗り越えて製品としてリリースしたのか不思議でなりません。

音楽的な立体感が得られる、おいしくなる魔法

ngTubeEQはミックスの最終段、マスターバスもしくはドラムバスに対してかけるのがおすすめです。 低域、高域に対する自然かつ、壮大さを演出できるアプローチはパッシブEQならではです。もちろんマスタリングクオリティの本機なら音質に微塵の不安もありません。パッシブEQということで大胆にブーストしていっても自然で破綻する気配すら感じられません。

思いのままに気持ちよくブーストしていけば、フルアナログ回路にしかだせない、太さや実像感が得られます。キックやベースの低域を豊かに聴かせたり、リバーブのテールや各楽器の空気感を持ち上げたり、ボーカルを自然に前に持ってきたりといった処理はお手の物です。各トラックでフェーダーを触ったり、EQをかけるのとはまた違った、音楽的な立体感が得られる、おいしくなる魔法です。

ここまで至れり尽くせりなEQが過去にあったでしょうか?

パッシブEQの大胆で大きな音色操作も本機の魅力ではあるのですが、同時にProportional QとConstant Qを使い分けることで、よりクリティカルなカット方向の処理にも対応します。もちろんこの部分はプラグインが得意とする部分ではあるので、必ずしも本機を使わなければいけないわけではないのですが、有効な選択肢の一つとして、この手法がとれることは大きなアドバンテージです。

まるでDAW付属のEQのようにカーブを見ながら使えるのが長所ではあるのですが、実は実際のカーブを見ると音作りに制約が出がちです。最初のうちは見た目に騙されず、思うがままに本体のノブをいじってみることをおすすめします。そうすれば普段のプラグインでは絶対に設定しないようなカーブになっていることに驚くはずです。これがまさしく音楽的と称されるパッシブEQの特徴です。

加えてトランス・真空管・THDと3種類の異なる色付けを吟味可能です。ここまで至れり尽くせりなEQが過去にあったでしょうか。楽曲の色を最終段で決定する重要な要素ですが、ここも一切の音痩せなく、欲しいキャラクターを欲しい分だけ付加できます。それぞれのキャラを組み合わせればまさに無限通りの色を作り出すことが可能ですね。

宅録やミックスやマスタリングが多くの人にとって身近になった今、ngTubeEQ、ngBuscompは最強の武器として多くの場面で味方になってくれる存在です。

宮地楽器RPM 担当:足立

店頭試聴について

当店宮地楽器RPMは体験型レコーディング機器専門店として、実際にじっくり試聴してから機材購入をご検討いただくことをコンセプトとしております。中でもアウトボードに関しては国内最大級の展示を展開しており、レコーディングからマスタリングまで様々な用途に合わせたものをご準備しております。お客様の現状のお悩みや、こういう方向でスタジオを構築していきたいというご要望を汲み取りながら、最適な機材ご提案させていただきます。またアウトボードでは自分の音声素材をお持ち込みいただき、100万円Overのスピーカーを用いたモニター環境で、じっくりそれぞれの機材の違いを体感いただけます。

よりじっくり試したいというお客様にはご来店予約を推奨しております。他の試聴と被ることなく、1時間比較視聴に集中できますので、ご希望の方は以下フォームよりご予約くださいませ。

https://rpm.miyaji.co.jp/form/#visit

★宮地楽器RPMさんのページはこちら
https://rpm.miyaji.co.jp/

★WesAudio ngTubeEQ製品ページ
https://umbrella-company.jp/products/ngtubeeq/

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