光-それは闇。持続するもの、減衰するものの全て。
それがSunlightの織りなす世界。
入力と出力の相互的な引力。
再生成の可能性。
ある線は渦巻き、ある線は真っ直ぐ進む。
それが交わることは決して無い。
拡大、縮小、そして再び膨張。
まるでビッグバンが昨日の事のように感じられるが如く。
Sunlightは”ダイナミックホールド”のコンセプトに基づき設計されたリバーブペダルです。プレイを重ねるたび残響は新しいサウンドで満たされ、以前の残響はフェードアウトしていきます。そしてプレイを止めるとリバーブサイクル内のトーンが無限にリピートされます。フェードアウトとシグナルフリーズ、2つをプレイのニュアンスで縦横無尽に制御するのがSunlightの核となるアイディアです。
INPUTで入力のスレッショルドを設定し、閾値を超えた入力でDECAYに基づいた残響がトリガーされます。プレイのアクセントやアタックで残響を自在にコントロールする体験は、他には類を見ない全く新しいものです。
特異な残響効果を創出する、OBNEらしいセンスで構築された3つの残響モードを搭載。どれも突き抜けた世界観を持っています。各パラメーターは調整レンジも緻密に設計されており、演奏中に操作したり、外部からEXPで制御することで印象的な効果を生みます。
・Tape: テープマシンのような、予測できない粘り気のある不安定なピッチの揺れからインスパイア。。RateとDepthはリバーブシグナルへ適用される不均衡なビブラートのレートとデプスを設定します。
・Comb: リバーブにディレイを組み合わせたモードです。リバーブの後に4つの短いディレイラインが配置され、重なり強調されることで固定されたフランジャーのようなコムフィルタサウンドとなります。Rateは4つ全てのディレイタイム、Depthはディレイのフィードバック(またはレゾナンス)を設定します。
・Pass: 2つのリバーブ経路にバンドパスフィルタを適用し、更にランダムなサンプルアンドホールドでフィルターのカットオフ周波数が決定されるモードです。Rateはサンプルアンドホールドのタイミングを設定し、Depthは決定されるカットオフ周波数のレンジを調整します。Rateが最小のときはサンプルアンドホールドは行われず、フィルターを適用するにDepthで固定のカットオフ周波数を設定できます。
ALTスイッチはRate, Depth Decay, Inputのパラメーターに異なるもう一つの設定を記憶させ、瞬時に切り替えることができるスイッチです。
瞬間的にモジュレーションを崩壊させたり、一気に超ロングな残響カオスへ突入させたり。Inputを最小、Decayを最大の設定を記憶させることで、Dark StarやProcessionに搭載されていたようなフリーズスイッチとして使うことも可能です。