OXFORD DRIVE
Shred-Tastic High Gain Distortion
現代に蘇る90sオルタナティブ・ロック・スピリット。伝説の"Marshall Shred Master"サウンドを受け継ぐディストーション。
OXFORD DRIVE(オックスフォード・ドライブ)はRadioheadの機材データベースサイト「the King of Gear(tkog)」によってデザインされたハイゲイン・ディストーションです。
OXFORD DRIVEは数々のオルタナティブ系アーティストが愛したUKのシュレッドスタイルなハイゲインペダルからインスパイアされ、開発されました。オリジナルが持つジューシーな中域、そして壁のように迫る圧倒的なドライブトーンを完全再現するだけでなく、モダンなシーンにフィットするよう機能を拡張しています。モア・ゲイン、モア・ボリューム、EQのチューニング、トゥルーバイパスなど現代的な機能を搭載。
オリジナルには無いボーナスとして、クリッピングとボイシング選択のオプションを追加。
薄暗いステージ、幽玄でインテリジェンスなギタリストがテレキャスターを掻きむしる様子が浮かんでくる。90sオルタナティブ・ロックの「あのギターサウンド」が現代に蘇ります。
DETAIL
What is Shred Master?
1989年、Marshall社は初のドライブペダルThe Guv’norを発表しました。その後1992年に後継機種としてBlues Breaker, Drive Master, Shred Masterの3つのドライブペダルを発売。「家庭用の小型アンプでもJCM800のドライブが出せる」との触れ込みで発売されたShred Masterは、3兄弟の中でも最もラウドでオーバー・ザ・トップに歪むトーンを持っていました。
Shred Masterはその名の通りハードロックやメタルのリフを「刻む」目的で作られたペダルでしたが、それよりもオルタナティブ・ロック系アーティストの使用により脚光を浴びるようになります。RadioheadはThe Bends ~ OK Computer期にShred Masterを愛用し、トム・ヨーク、ジョニー・グリーンウッド、エド・オブライエンの3人が同時にペダルボードへセットしていたこともあります。”Just”や”Airbag”といった楽曲ではShred Masterの唸るような咆哮を聴く事ができます。またMy Bloody Valentineのケヴィン・シールズによる、壁のようなレイヤーが特徴的な轟音シューゲイズサウンドを支えたのもShred Masterでした。他にもBlurのアレックス・ジェームスは”Song2″の印象的なベースラインで使用し、アイコニックなサウンドを生み出しています。
Shred Masterはその後生産が終了すると、ユーズドがプレミア価格で取引されるようになります。90年代のオルタナティブロック、シューゲイザー、グランジ、パンク、エモなどインディーミュージックシーンを語るには避けて通れない、まさに歴史的に重要なペダルの一つと言えるでしょう。
コンツァー(輪郭)コントロールです。midコントロールではありません。trebleとmidフリーケンシーを調整し、ペダル全体のEQシェイプを変化させます。左に回すとミドルを強調しトレブルを減少させます。右に回すと中域をスクープしトレブルを強調します。
サウンドの高域を調整します。TREBLEのコントロールはCONTOURのポジションにより大きく変わるので、CONTOURと共に調整することを推奨します。
ディストーション量を調整します。オリジナルのShred Masterの最大ゲインは4時になります。オリジナルよりハイゲインな設定も可能です。
ペダルの音量を調整します。通常ユニティボリュームは12時ですが、セッティングとクリッピングモードにより異なります。オリジナルよりも遥かに巨大なブーストが可能なため、特にLEDクリッピングモードでは音量に注意してください。
スイッチが上でポジションでスタンダードなシリコンダイオードクリッピング、圧縮感の強いShred Masterスタイルのディストーションサウンドです。スイッチが中央でMarshall Guv'norからインスパイアされたLEDクリッピングモード。ダイオードクリッピングに比べてよりオープンかつワイドなドライブサウンドになり、ボリュームも増加します。スイッチが下でシリコンダイオードとLEDクリッピングを使用する非対称クリッピング。LEDとシリコンダイオードはクリップする閾値が大きく違うことから、非常に広いダイナミックレンジを持ち、ウォームで太いサウンドが特徴です。
2つの異なるEQレスポンスを切り替えます。’91は1991年のShredmasterサウンドを再現したモードです。’88はGuvnorスタイルの、よりブライトでオープンな響きとなります。 いくつかのShredmasterクローンはbrightスイッチを搭載していますが、。Oxford Driveは入力段でのフィルターも調整することで過剰になりがちなサウンドを制御しています。クリスピーで歯切れのよいリズムギターに最適です。CLIPスイッチと組み合わせることで、幅広いサウンドのバリエーションを楽しめます。
GALLERY
DEMO
SPECIFICATION
- 9VDC, スタンダードな2.1mmセンターマイナスのパワーサプライで動作します
- 電池は使用できません
- 消費電流:約8mA
- デイジーチェーンのパワーサプライでも動作しますが、不要なノイズを避けるためアイソレートまたは独立したパワーサプライの使用を推奨します
- トゥルーバイパス
- ペダルボードフレンドリーなトップマウントのインプット/アウトプットジャック
SUPPORT