まず、始まりがあった。
そこからエコーが飛び出した。そのスペースはとても巨大で終りが見えないほどだった。空気は以前親しんでいたものと違ったが、なぜか居心地の良さを感じた。どうやってここにたどり着いたのか、記憶は何も教えてくれなかった。やがて古いグラフィティが施された壁を見つけた。書かれていたのは普段使う言葉では無いようだが、定かではなかった。リズムがあり、歌い、またはドラムで奏でるようだった。
これこそが始まりであり、私が何かの中にいるという確信だった。この反復を続ければ、正体がいずれわかるかもしれない。
MAWはOld Blood Nioise Endeaborsならではの世界観に溢れたエフェクトを、XLRマイクロホンでも使いたいという要望から生まれました。独自設計の高品質なマイクプリアンプを搭載し、直接XLRマイクロホンを接続可能です。
もちろんギターやベース、シンセサイザーを始めとするあらゆるインストゥルメントにベストマッチ。どんなシチュエーションでも有用なサウンドを提供できる、唯一無二のマルチエフェクトと言えます。
MAWに入力された信号はまずサチュレーションセクションを通過しチャンネルAへ、その後チャンネルBへ流れます。
SATURATIONは美しいドライブ(サチュレーション)を加える歪みセクション。ゲインでの制御ではなく、クリーンブーストとディストーションのブレンド比を設定するユニークな仕様です。楽器だけでなく、ボーカルとも最適なマッチングを追求できます。
エフェクトチャンネルAとBには5種類ずつ、合計10種類のプログラムが収録されています。OBNEらしいツイストに溢れた独創的なエフェクトは、フットスイッチで独立してオンオフが可能なため、両チャンネルを同時掛けすることも可能です。
チャンネルA
Octaves: ローオクターブとアッパーオクターブを独立して制御可能なオクターバー。
Phaser: レートとデプスで設定する馴染み深いフェイザーエフェクト。
Short Delay: 250msまで設定可能なショートディレイ。フィードバック最大でも発振はせず無限に繰り返されるため、ルーパーのようなプレイも可能です。
Reverb 1: 比較的狭い空間を再現するショートリバーブ。
Reverb 2: 広大な空間をイメージしたロングリバーブ。
チャンネルB
Rotary: シグナルをローとハイで分割し、異なるレートのトレモロを適用してロータリーエフェクトを再現。
Flange: レートとデプスで設定する馴染み深いフランジャーエフェクト。
Long Delay: 1000msまで設定可能なロングディレイ。フィードバック最大でも発振はせず無限に繰り返されるため、ルーパーのようなプレイも可能です。
Reverb 3: きらめくようなシマーを備えたショートリバーブ。
Reverb 4: ダークなボイシングのロングリバーブ。ディケイの拡大と同時にローローミッド帯をブーストして、より肉厚な残響を演出。
・お気に入りのエフェクターやペダルを挿入できるセンド/リターンを搭載。普段使っているギター用のペダルを接続して、XLRマイクに適用することが可能になります。自分だけのノイズを探してみよう。
・フットスイッチは踏み方によりラッチとモーメンタリー動作を区別。一瞬だけエフェクトを有効にするようなプレイも可能になります。
・エフェクトはトレイルを有効にし、残響を自然にフェードアウトさせることができます。一瞬で風景を切り替えるように、あえてトレイルをオフにするのも良いでしょう。