Limelightはロサンゼルスのポストハードコアバンド、”Touché Amoré”とのコラボレーションによって生まれたブースト+ドライブペダルです。彼らにとって理想的なサウンドを追求したこのペダルはジャンルを超えて脚光を浴び、EAEのレギュラーラインナップとしてリリースされるに至りました。
このペダルではBluesbreakerのクリッピング回路を起点にEAEらしい工夫を施すことで、感情に訴えるブライトなサウンド、幅広いゲインレンジ、煩わしさの無いコントロールを実現。更には独立して使用可能なBoostチャンネルを備えることで、更なる汎用性やサウンドメイクの可能性を手に入れました。
舞台俳優の感情表現を際立たせるスポットライトのように、Limelightはエモーショナルな演奏を一際輝かせるでしょう。
Limelightは鈴鳴り感のあるドライブサウンドが特徴で、ベースとなったBluesbreakerと同様に、二つのゲインステージを同時にコントロールする仕組みを採用。ゲインを上げるとともに中域にナチュラルなブーストがかかります。これによってゲインを高く設定してもサウンドが濁らず、激しいドライブと精彩な表現を両立することができます。
加えてLimelightは+50dBの広いゲインレンジを持ち、さらにBoostチャンネルを備えることで幅広いドライブサウンドを出力可能。穏やかでアンニュイなクリーンから焦燥感にかられるディストーションまで、このペダル1つで表現が可能です。
LimelightはTouché Amoréのようなポストハードコアバンドのみならず、感情的なドライブサウンドを求めるあらゆるプレイヤーに向けたペダルと言えるでしょう。
Limelightでは迷うことなく、シンプルにトーンシェイプを行うことができます。
まずFocusトグルでは、ドライブセクションの前にかかるローカットの具合を3つのポジションから選択可能。Limelightの歪みの特徴である凛とした高域や中域の存在感をコントロールすることができます。そしてToneノブはローパス(ハイカット)フィルターのコントロールとなり、時計回りで高域を強調、反時計回りで高域をカットします。
この二つを組み合わせて、Focusトグルで大まかなサウンドのバランスを決め、Toneノブで高域を削り微調整をするだけでトーンシェイプが簡潔に完了。狙ったトーンへと自在にフォーカスすることができます。
Driveチャンネルの前段に独立して配されたBoostチャンネルを用いることで、Limelightの汎用性が拡張されていきます。
Boostチャンネルは最大21dBまでクリーンに音量を持ち上げることができる、シンプルなブースターです。後段のDriveチャンネルはもちろん、単独で使用することでアンプのドライブを強くブーストすることができます。ここではBoostのゲインと連動する200Hz以下への穏やかなローカットが掛かっており、過剰な低域によってブーミーなサウンドになる事を防いでいます。
Boostノブを下げ切ると、このチャンネルをトランスペアレントなバッファーとして使用することも可能。ペダルボードの最前段に置くことで、常時オンのクリーンバッファー+ドライブの2in1ペダルとして使用することもできます。