ZCAT Pedalsの”Hold-Delay-Chorus”は、高品位なタップテンポ対応ディレイとコーラスエフェクトを一台に融合したコンパクトなギターペダルです。
HOLD機能を有効にすることでエフェクトのカットループを生成し、ワンアンドオンリーの美しさを放つ「コーラス・ドローンサウンド」を得ることができるのが大きな特徴です。このドローンサウンド(持続音)はいくつかのモードで演奏する事ができ、そのドローンサウンドの上にリアルタイムで演奏する音を重ねて出力する事ができます。
あなたのアイデアによってギターからシンセなどの電子楽器に至るまで、今まだに体感したことの無い『コーラス・ドローンサウンド』の体験が可能です。もちろん通常のタップテンポ対応のディレイペダルとしても最高のサウンドを提供できます。
DELAY MODEでは<HOLD+TAP TEMPO>を踏むことでディレイタイムを入力することができます。この時、TIMEノブが入力タップに対するRATIO設定になります。タップ入力した通りのテンポにディレイタイムを設定したい場合にはTIMEノブを右に回し切りの状態(RATIO 1:1)にしてください。左側にまわしていくほど入力ししたタップテンポに対して速いディレイタイムになります。
HOLD+CHORUS MODEでは<HOLD+TAP TEMPO>を押している間、ドローンサウンド(持続音)を発生させます。さらにこのドローンサウンドにソロギターなどの音を重ねることができ、このモードではそのソロギター音にコーラスエフェクトをかけることができます。ドローンサウンド時には、HOLD LEVEL(保持しているサウンドのレベル)、HOLD CHORUS(保持しているサウンドへのコーラスエフェクトの深さ)、CHORUS ON DRY( ドローンに対して音を重ねるサウンドにコーラスエフェクトをどの位かけるかを調整。左回し切りでドライサウンド、右に回すほどコーラスがかかってきます)の3つのノブを自由にコントロールできます。
HOLD MODEでは<HOLD+TAP TEMPO>を押している間に新たなドローンサウンド(持続音)を発生させますが、このモード時には重ねられるギタートーンはコーラス効果のないドライ音となります。ドローンサウンド時には、HOLD LEVEL(保持しているサウンドのレベル)、HOLD EFFECT(保持しているサウンドへのコーラスエフェクトの深さ)、DRY LEVEL( ドローンに対して音を重ねるサウンドの音量調整。左回し切りで音量ゼロ、右に回すほど音量が大きくなります)の3つのノブを自由にコントロールできます。
ACアダプターを抜いた状態でHOLDフットスイッチを押したままでACアダプターを差し込む事でHOLD機能のモード設定が可能です。
● LEDが1回だけ点滅する場合には<ラッチングモード>です(HOLDフットスイッチを一度押すと、次にHOLDフットスイッチを押すまで持続音が続く)。
● LEDが2回点滅する場合には<モメンタリーモード>です(HOLDフットスイッチを押し続けている間は持続音が続き、離した瞬間HOLDを終了する)。
ラトビアのリーガという美しい港町でハンドメイドで生産されているZCAT Pedalsの製品は、ドリルや塗装、組立、ワイヤリング、DSPプログラムまで、全ての工程がハンドメイドで行われています。人間の手で丁寧に作業されるこれらのギターペダルは大量生産はできませんが特別な輝きをもったものです。
ZCAT Pedalsの魅力であるシンプルながら高品位なサウンドは多くの楽器プレーヤーを魅了するものであり、さらに彼らが常に考えている新しいアイデアはプレーヤーのイマジネーションを広げて新しい場所へと連れて行ってくれます。
ZCAT Pedalsの魅力的なペダルをお楽しみください。
*ペダルカラーは現在ブラックのみとなります。