君はまたここにきた。そして私達も戻ってきた。Excessは2017の時点で既に充分に過剰(Excess)であると思っていたが、2022になって今更スイッチを増やすことにしたんだ。80s、90s、現在、そしてそれよりも少し前の時代の音色に想いを馳せながら。
正直に言おう。コレは君には必要ない。でも君は欲しいと思う。君はコレを選ぶ。お金を払ってでも欲しいと思う。ポケットに手を伸ばす。おめでとう!これで不思議でエキセントリックで、役に立つ(役に立たない)サウンドが存分に詰まったExcessは君のものだ。
相変わらず、人生は山あり谷あり。君がまだ、ギターペダルに夢中でいてくれることを感謝している。
Excess V2はOBNEのラインナップの中でもカルトな人気を誇ったExcessのアップデートバージョン。リッチなハーモニクスと印象的なサウンドは受け継ぎつつ、Excessの裏モードを正式に搭載。”過剰”というその名の通り、コンパクトなサイズに多数の濃密なサウンドを詰め込んでいます。
歪みセクションはOBNEならではの、クールで疾走感あふれる最高のチューニング。クリスピーなサウンドからヘヴィに唸るファズディストーションまでカバーし、モダンな空気感を後押しします。このドライブで単体のペダルとしてリリースされてもおかしくないほど、完成度の高いサウンドです。
モジュレーションセクションは濃密なコーラス、エキセントリックなショートディレイ、そして旧Excessの”裏モード”として知られていたハーモナイズフィフス・ディレイを搭載。
Fifth: Excess V1の隠しモードをベースとしたハーモナイズド・ディレイ。リピートを5度でハーモナイズします。depthでディレイリピートが追加され、リピートが繰り返されるたびハーモナイズが上昇していきます。結果5度とオクターブで音楽的にピッチが上がり、現在のプレイに追従する美しいハーモニーを生みます。
Chorus: クラシックなコーラスエフェクト。モジュレートするディレイラインから濃密なサウンドを形成します。
Delay: ダブリング、コムフィルタリング、スラップバックなどフォーカスした125msまでのショートディレイ。フィードバックを組み合わせた幻想的なプレイもお手の物。
ギラギラとした空間系が彩った、80sのヴァイブスも感じさせる存在感。セクションで独立してボリューム設定も可能で、より実用的なセッティングを後押しします。
クールな歪みセクションと威圧的なモジュレーションセクション、2つを組み合わせてプレイするのがExcessの真骨頂。互いの個性を増幅し、より過激にシグナルが進化します。
2つのセクションの接続は直列または並列を選択でき、ドラマチックな変化を産み出します。歪みから空間系へのシンプルかつ効果的なルーティングから、モジュレーションを前に配置すれば刺激的なテクスチャを形成。そして2つをパラレルで鳴らせば、クリーンなモジュレーションと歪みサウンドの興味深いコンビネーションを楽しめます。
コントロールはシンプルですが、そこから生まれるサウンドは決してそうではありません。