70年代のサイケデリックなブラジリアンファズと、現代的な機能性を融合させたトロピカルファズ、ABELHA(アベーリャ)。個性的ながら幅の広いサウンドとクレバーなフットスイッチで、あらゆるプレイスタイルに並外れたBUZZサウンドをもたらします。
それぞれ個性的な3つのファズサウンドを切り替え可能で、ブチブチとしたビンテージなサウンドから、より現代的なサウンドまで対応。独立した低・高域のEQで、理想のサウンドを完璧に仕上げることができます。
ABELHAの最大の特徴は、突き刺すようなハイパスフィルターがサイケデリックな世界へと飛び立たせる、TROPICALモード。クレバーなフットスイッチでいつでもスムースに切り替えが可能。モーメンタリーでのスイッチングにも対応し、感性の赴くままにコントロールできます。
“ABELHA”はポルトガル語で「蜂」を意味し、BEETRONICSオーナーFilipe Pampuriのブラジル時代のニックネームでもあります。ブランドのルーツに深く根差したこのペダルは、ビンテージファズのノスタルジーを新しい領域まで昇華する、BEETRONICSファズの最高傑作です。
SEJA VOCÊ MESMO / BEE YOURSELF
1960年代後半からブラジルで巻き起こり、後年のアーティストにも強く影響を与えた芸術運動、トロピカリアムーブメント。サイケデリックロックに強く影響を受けたその潮流の中で、個性的でトロピカルなファズサウンドがブラジルの音楽シーンを彩りました。
そんなトロピカルなバイブスを再考し生まれたのが、ABELHAです。ヴィンテージでサイケデリックなファズサウンドから現代的なハイゲインサウンドまで。幅広い音色と機能性を兼ねそろえたABELHAは、まさに時代を超えるファズペダルと言えます。
フロントパネルにはサイケデリックにデザインされた蜂が描かれ、レリーフを埋め込んだようなペダルデザインも魅力的。もちろん他のBEETRONICS製品同様、基板にも蜂の意匠があしらわれています。
ABELHAは、決してブラジル音楽の愛好家だけに向けたペダルではありません。際立つファズサウンドをあらゆるジャンルやスタイルで生み出すことができる、BEETRONICSの傑作ファズペダルです。
ABELHAでは3つのファズサウンドから、好みのフレーバーを選択することができます。
POLEN – 電池切れ寸前のゲルマニウムファズを思わせる、ブチブチとしたローゲインファズ。
NECTAR – ふくよかで音像の大きいハイゲインファズ。
HONEY – わずかにゲインを抑えた、より汎用性の高いハイゲインドライブ。
加えてゲインを調整するBUZZコントロール、音量を調整するLOUDコントロール、さらには高域と低域を個別に調整できるHI, LOコントロールも備えています。
コントロール類はどれも幅広く調整することができ、理想的なファズサウンドを完璧に仕上げることが可能です。
ABELHAのハイライトであるTROPICALモードをONにすれば、たちまちサイケデリックなトロピカリアへとワープ。ハイパスフィルターによって、ブラジリアンファズらしい個性的なBUZZトーンを生み出すことができます。
ABEHLAのフットスイッチはペダルのオンオフに加えて、このNORMALモードとTROPICALモードの切替にも使用します。素早く二度押しでのモード切り替えに加えて、スイッチを長押しすることでモーメンタリーでの切り替えも可能。曲の一瞬だけABELHAをオンにしたり、コードはNORMALモード、ワンフレーズだけTROPICALモードでタイムトラベル!といったようなプレイも実現します。
・シングルクリック:エフェクトをオンにします。
・ホールド: モーメンタリーでABELHAをオンにします。スイッチを離すとオフになります。
・シングルクリック: エフェクトをオフにします。
・ダブルクリック: NORMALモードとTROPICALモードを切り替えます。
・ホールド: モーメンタリーでモードを切り替えます。
またモーメンタリーでのスイッチングは、モードが切り替わるまでの時間を3つのプロファイルから設定可能です。
1.フットスイッチを押しながら電源プラグを接続します。
2.LEDが点滅したら、フットスイッチを離してください
3.フイットスイッチを押すごとに、Imediate(最速、上列LEDのみ点滅)、Medium (中間、上・中列LEDのみ点滅)、Lazy (最遅、全てのLEDが点滅)の順にプロファイルが切り替わります。
4.フットスイッチを長押しすることで、現状のプロファイルで設定が保存されます。