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Overdrive distortion fuzz 歪ペダル

【検品ルームへよこそ】 RED vs SHIGEHARU ・・・ その弐 トーンコントロール編by 技術担当

REDのトーンコントロールはベルカーブの3バンドEQ。bass 100Hz mid 300Hz treb 1.25kHz。トレブルなので高域のエッジを追加した時に上げたくなると思いますが、REDのtrebはブーストすると中域が張り出しマイルドになっていきます。それもそのはず、1.25kHzはだいぶ中域、ちょっと個性的な感じがします。1.25kHzはワウの半止め感もある帯域、ブーストすると コーコー とややクセのあるポイント。ピークを作るベルカーブなのでその上の帯域が変わらない、だから、trebだけどキンキンしてこない。trebをカットしても一般的なトーンのハイカットやシェルビングとは違いその上の高域は残ります。なので、エッジを加えたければtrebを削って出力ボリュームを上げる。初めは少し迷うかもしれませんが、慣れれば 仕上がりの自然さにハマります。

REDのキャラクターの鍵はこのtrebにある!これは間違いないのですが、bass / mid / treb のそれぞれがやはり良いポイントにあるんだと思います。それぞれを少しずつ上げた14:00の位置がとても気持ちい。重さもあり、ふくよかで、パンチも効いてる!バランスが良くバッキングもリードも行けるトーンでお気に入り。gainを控えめに、trebを下げてVolを上げたエッジを出しジャキジャキやるのもイケてる!REDはトーンの使い方でかなり化ける!ザク、ズゴック 、ゲルググ、ジオング、サザビー、赤いという縛りはありますがいろんなキャラクターになって闘える、そして強い!それがREDです。

SHIGEHARUのトーンはMuffのような効き方をするTONEと低域を追加できるBODYの2つのツマミが用意されています。TONEはハイパスフィルターとローパスフィルターの混合比を可変してトーンをコントロールしています。このタイプのトーンコントロールは音色変化が大きく、音色を派手にいじることができるのですが、ローよりに合わせれば モコモコ 、ハイよりにすると ガリガリ で結局まんなか付近で落ち着いちゃう、個人的にはちょっと使いにくさは感じてしまうのですが、SHIGEHARUはTONEのほかに低域を追加できるBODYコントロールを持っていますので、TONEでエッジを出しつつBODYでどっしりとしたボトムを追加でき、レンジの広いバランスの良いサウンドに仕上がります。TONEを絞った設定でもBODYの調整で中低域の存在感がしっかりしてきます、これで出力レベルを上げて調整すれば中域が主役の滑らかかつ張りのあるドライブサウンドに仕上がります。深く考えずに感覚的に操作できるのもSHIGEHARUの TONE & BODY の特徴、これは使いやすいです。適当にいじっても良い音出ちゃう、SHIGEHARUったら💕

緻密に攻めるRED 、直感的にバシッと決まるSHIGEHARU どちらも欲しい!!

 

 

WALRUS AUDIO RED http://www.umbrella-company.jp/walrus-audio-red.html

Caroline Guitar Company SHIGEHARU http://www.umbrella-company.jp/caroline-guitar-company-shigeharu.html

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