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Chase Blissから新作”Onward”が発表され、プレオーダーが開始しました!(プレオーダーに関しては本記事末をご確認ください。)
Onwardは、Cooper Fxのアンビエントエフェクト、”Outward”から始まったペダルです。現在はChase Blissで活躍する元Cooper FXデザイナーのTom Majeskiにとって、Outwardの中でもオリジナルでお気に入りだったのがエンベロープ(一定の音量以上の入力に対してフリーズが発生する)の要素でした。これに焦点を当て拡張することで生まれたのが、このOnwardです。
*2024年5月31日追記
日本語の公式製品ページ、日本語マニュアルを公開致しました。
*2024年5月22日追記
Onwardの日本語製品ページ、日本語マニュアルなどを公開致しました。
一言で言えば、Onwardはダイナミック・サンプラー。演奏の強弱に反応して自動で入力音をサンプリングし、そのサンプルをエフェクティブに再生するエフェクトです。この「サンプリングしてエフェクトをかける」という手法はDJやトラックメーカーにとっては一般的でしたが、それをギタリストなど他のプレイヤーにも使いやすい形で実現しています。
Onwardの中心は、GLITCHとFREEZEの二つのチャンネル。GLITCHではサンプルが細切れになって再生され、FREEZEではサンプルから、スムースで比較的穏やかなパッドサウンドを生み出します。片方をホールドして、もう片方は入力に反応し続けるようにすることも可能。
このサンプルの再生される長さやフェードイン・アウト、サンプルのクロスフェードの長さを設定するのが、SUSTAINノブとFADEトグル。シンセサイザーのようにサンプルをシェイプすることができます。
サンプルを不安定にすることで、GLITCHとFREEZEにバリエーションや予想外な出来事、有機的な動きを生み出すのがERRORです。TIMINGとCONDITION、PLAYBACKの3モードがあります
SPREADをオンにするとこれらのERRORがL側とR側で別々に発生するようになり、特別なステレオイメージが立ち上がってきます。3つのモードを同時にONにすることも可能です。
OnwardにはさらにOCTAVEとTEXTURE、ANIMATEの3つのエフェクトが搭載されています。
現在Chase Bliss Onwardはプレオーダーを受付中です。全国のアンブレラカンパニー製品取扱いディーラー、またはGIZMO-MUSICにてご予約下さい。
● GIZMO-MUSIC Onward ご予約ページ https://gizmo-music.com/?pid=180894163
*初回入荷分の出荷時期は6-7月頃を予定しております。初回分は売り切れが予想されるため先着順とさせていただきます(*Onwardは限定生産品ではございません)。
*2024年5月22日追記
Onwardの日本語製品ページ、日本語マニュアルなどを公開致しました。