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Empirical LabのEL-7 FATSO(Full Analog Tape Simulator and Optimizer) の新バージョンがアナウンスされています。従来の正式名称は EL-7 FATSO.Jrでしたが、今回のアップグレードで「Jr」が取れて晴れて大人になったようです!

 

新しいFATSOのアップグレードされた点を見ていきましょう。

· 新しいコンプレッサーのプリセットポジション “Eleven” を搭載
・新しい2色刷りのフロントパネル・デザイン
・新しいロジック・サーキット、冷却オペレート
・セパレートになったトラッキングLED
・ノイズフロアーの更なる改善

となっております。

 

empirical-labs-fatso-001

 

ここでの注目はやはり新しいコンプレッサーのプリセット “Eleven”でしょう。

EL-7x FATSOは温かみや表情のニュアンスに欠けるデジタルソースに対して、本物のアナログ質感を加えることでサウンドを変化させるオプティマイザーです。デジタルシミュレートではなく本物のアナログ回路を通過した質感や倍音、サーチュレーション、コンプレッションなどが加えられるため、アナログテープに録音したような質感~トランスや真空管のような倍音まで細かく調整することが可能です。

empirical-labs-fatso-002倍音を加える「Warmth」というセクションの他に、FATSOはコンプレッサーとしての機能を加えています。このコンプレッサーがシンプルながら素晴らしく、簡単に往年の名機のサウンドも再現できるということで、多くのサウンドクリエイターから絶賛されています。実際に音出ししてみると分かるのですが、本当に「押して回すだけ」みたいな操作だけで完成度の高いコンプサウンドが飛び出すので感動します。

 

以前のFATSO Jrでは「GP」というコンプレッサー・プリセットでしたが、このポジションが “Eleven”プリセットになったようです。

“Eleven”ポジションは UREI 1176LNの20:1レシオ、遅いアタックタイム、速いリリースタイムを完全にエミュレートしたプリセットです。数え切れないほどのヒットレコードで聴かれる定番のセッティングです。ダイナミクスをキープしながらもアナログ感にあふれた強いリミッティングを実行でき、ミックスの中で存在感のあるトラックを作り出す事ができます。ボーカルはもちろん、ベース、アコギ、ドラムのルームマイク、ピアノなどに素晴らしい結果をもたらす事のできるサウンドです。UREI 1176の個性的なキャラクターは現代を代表する機器デザイナーであるDave Derrによって何カ月にもわたって細かなパーツの調整とリスニングが繰り返されました。最終的には最先端ののデジタルオシロスコープとDerr氏の耳によってUREI 1176コンプレッサーの最高のサウンドが再現できたとの事です。

もちろんFATSOに搭載されたコンプレッサーのプリセットは “Eleven”だけではなく、その組みわせであらゆるコンプレッサーのサウンドを再現し、名機と呼ばれるセッティングをも再現できます。

 

繰り返しになりますがFATSOはプラグインのようなデジタルによるシミュレーションではありません!実際のアナログコンポーネントによる本物のアナログ質感をサウンドにプラスすることができるのです。更に多彩なプリセット・コンプレッサーが加わることで、トラックのサウンド全体を滑らかでセクシーなアナログサウンドに変化させることができるのです。「全チャンネルにインサートしたくなるほど」とも評価される「大人になった」FATSO EL-7xに注目です!

 

 

 

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