クリエイティブな音楽機材の
メディアサイト
話題のモジュラーペダルシステム、ZOIA。内蔵されているEmpress Effectsオリジナルの高品位なエフェクターたちを並べていき、マルチエフェクターとして使用したり。またエフェクターを構成している各モジュールを自由にパッチングしていくことでオリジナルのエフェクトを設計したり。ルーパー/シーケンサーのモジュールを使って自動演奏を走らせ、ギターのフレーズに同期させたり。更にはフル機能のモジュラーシンセサイザーとしてや、ZOIAをMIDIコントローラーとして使用することもできます。アイディアの限り、ZOIAの可能性は無限に広がっていきます。
一般的なエフェクターは、メーカーが予め用意したパラメーターのみ変更や調整が可能でしたが、ZOIAでは根本的に全てをいじくることができるのです。全てを自分好みにチューニングして、更に追加でモジュールを追加してより複雑なエフェクトに。またフットスイッチや外部エクスプレッション・ペダルでの操作、パラメーターのアサインも全て自由に行うことができます。まさに革命と言えるでしょう。
そして今回の本題。ZOIAではモジュールを組み合わせてデザインしたオリジナルのエフェクトやインストゥルメントのプリセット(patchと呼びます)を、micro SDカードを使って読み込み/書き出しをすることができます。そのためZOIAのユーザーたちが集まるコミュニティサイトでは、日々オリジナルのパッチの公開とシェアが行われているのです! シェアされているパッチは自由にダウンロードでき、ZOIAで読み込んでプレイすることができます。つまり自分でパッチを作らなくても、シェアされ続けるパッチをダウンロードしてプレイすることで、新しいエフェクターや楽器を手に入れ続けることができます。
実際のパッチの書き出しと読み込みの方法については、弊社の日本語マニュアルを御覧ください。 https://umbrella-company.jp/manuals/empress-effects_zoia_manual.pdf patchのファイルは自身のウェブサイトやSNSで公開したり、個別に知人へ渡すなども可能ですが、最も盛り上がっているのがPatchstorageというサイト。Empressも公式にリンクをしているこのコミュニティサイトでは、世界中のZOIAユーザーたちが製作したパッチが公開され続けています。ユーザー製作のパッチなので完成度も様々。Work in Progress(製作途中)のパッチもあり、コミュニティ内で意見を交換しつつ完成させていくのが目的のものも。種類も数も膨大です。そして公開されているパッチは全て無料でダウンロードでき、ZOIAでプレイできます。実際にダウンロードしてプレイした中で、これは!と思った完成度の高いパッチをご紹介します。簡単な演奏動画も録ってみました。
上記のようなユーザーパッチは、日々Patchstorage上で増え続けています。ダウンロードして自分のZOIAでプレイすれば、新しいエフェクターや楽器を入手するのと同じことなのです!(しかも無料で!) 自分でモジュールを組み合わせてパッチを作るのは少し敷居が高くても、パッチをダウンロードし続けてかなり遊べちゃいます。
もちろん、自分でモジュールを選択して組み合わせ、パッチを作ることもできます。以前弊社ではディレイラインモジュールを使って、自分好みのテープディレイを作る方法を紹介しました。
★ Empress Effects ZOIAのモジュールからディレイを作ってみよう!【スタンダード・ディレイ編】 https://umbrella-company.jp/contents/empress-effects-zoia-patches-01/ ★ Empress Effects ZOIAのモジュールからディレイを作ってみよう!【テープディレイ編】 https://umbrella-company.jp/contents/empress-effects-zoia-patches-02/ 今後も面白いパッチを定期的にご紹介していきます。アンブレラカンパニー開発のオリジナルパッチの予定も??ぜひご期待下さい! そしてユーザーの皆様も、面白いパッチが来たらぜひpatchstrageに公開してくださいね。Empress Effects ZOIAは「モジュラー・ペダル・システム」です。 ZOIAでできることをシンプルに3つあげると、以下のようになります。 1、マルチ・エフェクター 2、モジュラー・シンセサイザー 3、自分だけのエフェクターやインストゥルメンツを「デザイン」1、マルチ・エフェクター
ZOIAにはEmpress Effectsの高品位なサウンドとファンクションが再現された多数の完成されたエフェクターが内蔵されています。歪みからEQ、モジュレーション、リバーブ、ディレイ、キャビネットシミュレーターまで、ほぼ全てのエフェクタータイプが揃っています。2、モジュラーシンセサイザー
モジュラーシンセサイザーで一般的に使用されるほぼすべてのモジュールタイプが用意されています。ボタングリッド上に配置された、モジュール・パラメーターをパッチ接続していくことで、本格的なモジュラーシンセサイザーを演奏できます。シーケンスによるトラックを制作し、エフェクトをかけたギタープレイをミックスすることも可能です。エンベロープフィルターやピッチデテクターなどの解析モジュールも利用できます。3、エフェクターや楽器そのものをデザイン
エフェクターを構成しているモジュールを組み合わせて、自分だけのエフェクターをデザインすることも可能です。例えばLFOモジュールでVCAモジュールをコントロールして周期的な音量変化を作り出すことでトレモロが完成します。同様にリズムマシン、シーケンサー、ルーパーなどあらゆる要素を複合したマルチ・インストゥルメントを設計することも可能です。また、これらのモジュールやエフェクトは、ファームウェアの更新によって増えていきます。 さらに既に賑わっているZOIAのユーザーコミュニティによって、ユーザーが開発したパッチが多くシェアされているので、自分でモジュールを組み合わせてデザインしなくても、インターネットからダウンロードしたパッチを読み込ませるだけで、無限のサウンドスケープを入手することができます。
https://patchstorage.com/platform/ZOIA/