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Synthesizer シンセサイザー

シンク(同期)の問題を一度に全て解決できる高精度ツール、E-RM multiclock。

ドイツのE-RM社は、最初の製品である midi clock+で一躍有名なカンパニーとなりました。シンプルながら極めて高精度なMIDIクロックを送出できることで、一般的にタイトとは言い切れないMIDI同期にソリッドな環境を与えました。タイトな同期によりビート感を強め、より安定したジッターのない同期が可能になりました。 multiclockでは、DAWからオーディオ・サンプルによるサンプル精度の同期が可能になるだけでなく、他のMIDI機器、さらにアナログ・モジュラー・シンセやDINシンクを持った機器などとの同期も設定できます。まさに革命的なこのマルチツールにより作品お精度を高められるばかりでなく、同期に問題から解放され快適な環境を構築することが可能です。

E-RM Multiclockは、midiclock+同様に通常の平均的なDAWなどのMIDI同期に比較して、約50,000倍も精巧な安定したクロック・ジェネレーターを装備しています。DAWをマスターにした同期構成では、通常は専用のプラグインを空のインストゥルメント・トラックに挿入し、そのオーディオ出力を(オーディオインターフェース経由で)multiclockのオーディオ入力にプラグインします。すぐにmulticlockはサンプル精度の同期環境を構築し、4つの出力からMIDIシンク、DINシンク、アナログ(またはLFO)のフォーマットで同期信号を吐き出しはじめます。もちろん各チャンネルはmulticlockでオンオフできるので、multiclock自体は各機器のパフォーマンスを司るマスターデバイスになります。 通常はMIDIやUSB-MIDIを仕様したマスターDAWとの同期が一般的ですが、multiclockでは特別な同期方法で高い同期精度を実現しているのです。

マスタークロックの選択に加えて、各チャンネルはMIDI、DIN、アナログのいずれかに設定できるため、様々な機器との同期環境を構築可能です。 さらに各チャンネル毎に、タイミングのオフセット値をノブでコントロールできるため、それによって機器固有のタイミング補正はもちろん、グルーブ感を司ることができるようになります。ドラムマシンを前のりにしたり、後ろのりにしたりできるので、よりオーガニックなトラックを作ることができます。

そしてもう一つの大きな特徴が「シャッフル機能」です。リアルタイムで各チャンネルのビートにシャッフルをノブで調整できるため、シャッフル機能のない古いドラムマシンをハネさせることが容易です。他のビートマシンやシーケンサーとのグルーブ感を生み出すために、multiclockで統括コントロールしながら、ビート感にグルーブ感を与えられるのは快感です!!

USBポートは標準装備となりましたが、これはCCチェンジなどのMIDIコマンドを送出するためのものです。正確なMIDIクロックと一緒にMIDIコマンドをマージして送ることが可能です。

E-RMのmulticlockがあれば、安定したフレキシブル、かつクリエイティブな制作環境、ライブパフォーマンス環境を構築可能です。ぜひお試しください。

日本語製品マニュアル http://umbrella-company.jp/manuals/E-RM_multiclock_manual.pdf

 

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