Bastl InstrumentsからVCO、コンパレーター、サンプル&ホールドの3つの機能を統合したモジュール「TROMSO」が登場!
06/23

Tromsø(Tromso/トロムソ)は、VCO、コンパレーター、サンプル&ホールドの3つのユーティリティ・モジュールのコンビネーションを持つ、便利でクリエイティブなモジュールです。この3タイプのユーティリティ・モジュールは、それぞれを完全に独立して使用することもできます。
「VCOセクション」はFM入力からピッチコントールできる三角波の出力で、内部ルーティングで「コンパレーター・セクション」に接続されます。コンパレー・セクションの出力から得られるパルス幅は、THRESHOLDノブ、またはTHR端子に接続した信号から変化させることができます。コンパレーター・セクションの出力は標準で「S&Hセクション」のGATEに内部ルーティングされています。S&Hセクションでは、「サンプル&ホールド」と「トラック&ホールド」を切り替え可能です。
標準のルーティングでは、TROMSOをCVコントロールが可能なアナログのダウン・サンプラー(またはサンプルレート・リデューサー)としても使用することができ、Lo-Fiなビットクラッシュ・エフェクトのようなエイリアシング効果を得ることができます。サンプルレートはVCOノブで決定され、ThresholdノブがエフェクトのDry/Wetコントロールのように動作します。このデザインは1994年に作られたDistortotronというマシンにインスパイアされました。間違いなく最初のアナログにおけるダウンサンプラーまたはビットクラッシャー機器でした。Distortotronは、トロムソに拠点を置くノルウェーのミュージシャンMental Overdriveと、発明家グループPsybe(Svein BergeとHenrik Sundt)とのコラボレーションから生まれました。それはオールドスクールなサンプラーのエイリアシングやローファイ効果のために使用されました。
これらの内部ルーティングは全てセクションごとにカットインで入力することで、3つの機能は個別に使用することができるため、TROMSOはシステム内の様々なユーティリティーとして利用できます。。
TromsoモジュールのVCOは、FM入力のアッテネータが完全に開いているときに、1オクターブあたり1ボルトをトラッキングできるので、演奏されたピッチでダウンサンプリング・エフェクト・トラックを実現できます。
特徴
・5HPサイズ
・三角波のVCO
・FM入力とアッテネーターノブ
・アッテネータが完全に開いているとき、約5オクターブ以上のオクターブ・トラック
・VCOの変化レンジ – high= 15Hz~45kHz、low= 50~50Hz
・VCO出力はコンパレータ入力に内部ルーティング、コンパレータ出力がVCOのパルス波形を生成(THRESHOLDノブ=PWM)
・コンパレータにはスレッショルドノブを装備し、入力と出力は表示LED付き
・S&Hセクションにはゲート入力、入力および出力を装備
・サンプル&ホールドまたはトラック&ホールドを選択可能
・全てのセクションは個別に独立して利用が可能
・10ピン パワーコネクター
・奥行サイズ:45mm
・消費電力:+12V: <35mA, -12V: <35 mA
S&H回路には2つのモードがあり、スイッチ切り替えが可能です。
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