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BASTL INSTRUMENTS / Hendrikson

Bastl Instrumentsの「Hendrikson」は、ギター/インストゥルメント用のアンプであり、ギター用のコンパクト・エフェクターをモジュラーシステムで使用したり、ギターを直接接続する為のインターフェイスです。モジュラーとギター機材間の信号レベルやインピーダンスをマッチングさせることでお互いの世界を融合できます。

最もユニークな特徴は、出力信号と入力信号の間に、CV制御可能なクロスフェーダーを仕込んだミックス出力です。つまり、外部エフェクトプロセッサーのDRY/WETミックスをCVでコントロールできるということです。ファズやディストーションなどのギター用コンパクト・ペダルを、モジュラーシンセのウェーブ・シェイピングに利用できます。

Hendriksonをギター/インストゥルメント・アンプとして使用すると、実際にはゲイン・ステージ後のミックス・アウトがVCAになるため、CV信号をMIX CV入力に接続するだけで、即座にトレモロ・エフェクトを実現できます。

Hendriksonのもう一つの優れたアプリケーションは、外部エフェクトチェーンをCV制御可能なフィードバック・ループです。ミックス出力から信号を入力にフィードバックさせることで興味深いサウンドを体験できます。

 
Features

● Output Volumeノブ(バッファされた出力アッテネータです)
● 出力クリッピング・インジケーター
● Input Gainノブ(5Vピークtoピーク、モジュラーレベル)
● 出力信号と入力信号間のCV制御可能なクロスフェーダー(ノブ)
● Mixノブはオフセットを設定し、MIX CVはに入力されたCV信号はMIX OUTにクロスフェードを設定
● 出力および入力用の6.3 mm(1/4インチ)Neutrikコネクタ
● 5HP、D=45mm
● 消費電流: +12V: <40mA, -12V: <35 m  


HENDRIKSONの使い方

【1】HENDRIKSONのアンプセクションは、6.3mmフォン端子から信号を受け取ります。信号は増幅されてOUTPUTジャックへ送られます。増幅はINPUT GAINノブでセットされ、0-100倍の増幅レンジとなります(-∞~+30dB)。

A(基板上ジャンパ)
最大の入力アンプの増幅レンジは200倍に基板上のジャンパ(基板イラストのA)で設定することができます。もちろんゲインが高くなることでノイズも大きくなりますので注意が必要です。

B(基板上ジャンパ)
6.3mm TRジャックの入力インピーダンスは基板上のジャンパピンによって、10Mオーム、1Mオーム、2Kオームのいずれかに設定できます。インピーダンスの最適化によって楽器やペダルエフェクターの性能を100%引き出すことができます。

・10Mオーム(デフォルト)ー エレクトリックギターやエレクトリックベースに最適なインピーダンス
・1Mオーム ー バッファリングされたコンパクト・ペダル/ギター用エフェクター、またはライン信号に最適
・2Kオーム ー マイクまたはライン信号に適しています

ほとんどの場合、デフォルト設定で問題がないと思いますが、ノイズレベルや高調波歪みに問題がある場合はインピーダンスを調整すると良い結果となる場合があります。

【2】ユーロラックの標準的なクリップレベルである5Vで点灯する便利なMODULAR用のクリップインジケーターを装備しています。このMODULARクリップインジケーターは、HENDRIKSON自体のクリッピングを表示しているのではありません(HENDRIKSONは10.5Vまでクリップすることはありません)。HENDRIKSONの出力からモジュラーシンセ のシステムに入力された時に、外部のユーロラック・モジュラーの入力でクリップするレベルを表示しています。

【3】出力セクションはモジュラーシンセに最適なレベルに調整して(アッテネート)MODULAR端子に送ります。
また、6.3mm TR端子にはギター信号レベル、またはラインレベルの信号を送ります。
OUTPUTボリュームノブで0-1倍のボリューム調整が可能です。

C(基板上ジャンパ)
6.3mm TRジャックの出力インピーダンスはデフォルトでは10Kオームで、ギター信号に最適化されています。
もしライン信号の出力専用としてこの端子を利用する場合はジャンパ設定を変更して1Kオームに設定すると良いでしょう。


D(基板上ジャンパ)

出力回路はデフォルトだとAC結合ですが、DC結合(Dのジャンパを閉じる)に変更することも可能です。これによってより低速のCV信号を出力する場合に便利です。または、非対称ディストーションを歪ペダルから得る場合などに利用
信号にDCオフセットを加えることによって歪ペダルの非対称歪みを達成しようとするときなどにも役に立ちます。他の接続機器によっては、DC結合の設定が問題になることがあることに十分に注意してください!

【4】出力のクリッピング・インジケーターLEDは、GUITARまたはLINEレベルでのクリッピングを表示します。【2】のMODULARクリッピング・インジケーターとは異なり、HENDRIKSONでのクリッピングを表します。クリップLEDが点きっぱなしになるような場合は、シグナルチェーンのどこかにクリップが生じていることを示します。

【5】MIX出力端子は、出力と入力信号間のCV制御可能なクロスフェーダーの出力です。この出力でHENDRIKSONを外部エフェクトプロセッサーまたはギター用のコンパクト・エフェクター・ペダルに接続すると、CVで制御できるDRY/WETミックス信号が得られます。

【6】MIX CV端子とMIXノブは、出力信号と入力信号のバランスを設定します。
MIXノブは、CVオフセット・ボルテージ(0〜5V)で、MIX CV入力端子に入力された電圧はそのオフセットに加算されます。 MIXノブが完全に反時計回りで、MIX CV入力に0Vがある場合は、出力信号のみがMIX出力にあることを意味します。 電圧が2.5Vでは出力と入力がイーブン、電圧が5Vだと入力信号のみがMIX出力にあることを意味します。

外部エフェクトを使用した、CV制御可能なDRY/WETミックスに使用することも、Output信号に何も接続しないで入力信号を増幅する単純なVCAとして使用することもできます。

 

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