ブランド創業時からラインナップされるWarped Vinylの最新バージョンが、Warped Vinyl HiFi。ダメージを受けたオールドレコードの音飛びや独特の揺らぎからインスパイアされていますが、出来るのはそれだけではありません。
「トゥルーピッチな」モジュレーション回路、そしてオールアナログシグナルパスにデジタル制御を融合。コーラス/ビブラートペダルが持つ無限大のトーンをパレットに描くことが出来ます。
HiFiバージョンではノイズが更に低減され、TONEコントロールによりサウンドの解像度を更に自由に設定できるようになりました。オールドレコードならではのふるぼけた音像から、まるで雪解け水のようにみずみずしく澄み渡るシグナルまで自在にアクセス。LAG (プリディレイ) やMIX設定を加えれば、あらゆるモジュレーションサウンドを網羅できます。
誰もが愛する、オールドレコードならではの音の揺らぎや、ダメージによる音飛び。センチメンタルでローファイなその音像は、どこか懐かしく心地よい雰囲気を演出してくれます。Warped Vinylはそんな風景からインスパイアされた、唯一無二のコーラス/ビブラートペダル。
ドライ信号を1024ステージのBBDチップで再現し、そのディレイタイムを変調することで魅惑的かつ催眠的なビブラートを作り出します。このアナログの「トゥルー・ピッチ」モジュレーションにより、エフェクトにBBDならではウォームさと少しのザラつきを加えます。さらにタッチ・レスポンスに反応する僅かなノイズ成分もあえて存在させることで、他に類を見ない究極のヴァイナル・エフェクトが完成しました。
モジュレーションペダルの個性を決定づけるのは波形、つまりピッチの動きのフィーリングです。Warped Vinyl HiFiではModushape機能により。モジュレーション波形を分割し、上昇と下降で異なる動きを適用して自分だけのムーブメントを追求できます。
非対称のパルスのような波形、傾斜を効かせたユニークな動き、波のように揺れる波紋、指先一つで自在に設定できます。
ドライ信号とビブラートエフェクトのミックス比率を無段階に切り替える、MIXコントロールを搭載。50:50で一般的なコーラスエフェクトとなります。
スイッチでコーラスとビブラートモードを切り替えるデバイスと比べて、シチュエーションに応じてスイートスポットを探れるのは大きなアドバンテージです。ベースと組み合わせたときにエフェクトの解像度を改善したり、歪みペダルとのペアリングでも最適なミックス比率へアクセスできます。
エフェクトのプリディレイを設定するLAGで、エフェクト信号をドライ信号から分離させることが出来ます。2つのディレイを大きくすると周波数スペクトラム全体が干渉するようになり、コーラス効果がよりリッチになります。
フレキシブルなHoldモードで、パフォーマンスに新たな可能性を提供します。Chase Bliss印のRampingエフェクトを組み合わせることで、ノブの動き自体を自動的にモジュレーションさせることができ、更に未知なる音世界の探究へ貴方を誘います。
フルMIDI制御、CV、EXPペダルコントロール、プリセット設定など、あらゆるモダンな操作に完全対応。Chase Blissスタイルのrampingコントロールでパラメーターをモジュレートさせれば、ペダル自身でノブをモジュレートすることも可能です。