FLWR(フラワー)はオーバードライブであり、ディストーションでもあり、ときにはファズでもあります。驚くほどクリーンなサウンドから始まり、設定をプッシュすることでヘヴィなトーンとなりますが、ダイナミックかつフルレンジの感触は常に失われません。
FLWRはどんなセットアップにおいても、本当のポテンシャルを引き出しサウンドを美しく彩ります。エレクトリックギターのグッドサウンドを決定づける要素が押し上げられた、特別なドライブサウンドが届けられます。
初段と後段のゲインステージを決定する2つのSHAPEスイッチ、クリッピングダイオードを切り替えるCLIPスイッチでサウンドをチューニング。大きなキャラクターの変化から、微細なニュアンスの調整までを好みに合わせて決定できます。あらゆる電源に対応する”WHATEVER”パワーサプライももちろん搭載。
29 Pedalsが理想とするドライブサウンドの全てが、FLWRには詰まっています。
プリアンプ、ブースト、クランチ、オーバードライブ、ブレイクアップ、ディストーション、ファズ。FLWRがカバーするサウンドバリエーションは多彩ですが、全てが29 Pedalsならではの孤高の美しさに包まれています。
FLWRは、どんなセットアップと組み合わせても最適なブレイクアップポイントを見つけることに重きを置いて設計されています。ニュアンスを強くすれば美しくドライブし、抑えればなめらかにロールバックする、エレキギターにおいて最も重要なファクターについて、FLWRを使えばどんな環境でもスイートスポットを見つけられます。あらゆる設定においてもダイナミックかつフルレンジの質感を失いません。
SHAPEスイッチは最初のゲインステージを、GAINは二段目のゲインステージをコントロールします。ゲイン設定によって周波数レスポンスを変化させ、低ゲインではクリアさを失うことなく、高ゲインでは高域を適切に調整できるようデザインされています。ゲイン設定の変更でFLWRのサウンドキャラクターは変化し、あなたのリクエストや組み合わせるセットアップに寄り添っていきます。
3- 最小のゲイン
2- 最大のゲイン
1- 2のゲインに少量のローパス
C- ブライト、ミディアムゲイン
B- フラット、ローゲイン
A- シェイピング、ハイゲイン
CLIPスイッチはダイオードクリッピングを切り替え、サウンドの質感を微細にチューニングします。ダイオードアレイはモジュラー式のため、もし貴方の手元のダイオードのほうが魔法がかかっていると思うなら、裏カバーを開けるだけですぐに交換が可能です。FLWRの出荷時は29 Pedalsがセレクトした2つのオプションを持つモジュールが搭載され、1または2を選択して有効にします。サウンドの微調整を目的としているため変化はマイルドですが、DIYでエクストリームな方向へ舵を取ることも可能です。
1-クリッピングダイオード・モジュール#1
0-クリッピングダイオード・モジュールなし
2-クリッピングダイオード・モジュール#2
*クリッピングダイオード・モジュールは交換が可能な設計になっており、ユーザーがDIYしたPCBへの換装も可能。
GAINコントロールはノンリニアのため、上げるほどにウォームな質感となります。二段目のゲインステージをコントロールします。
LEVELは出力レベルを設定、45dBまでのブーストが可能です。
搭載された”WHATEVER”パワーサプライは、7.5から35V、ACまたはDC、センターマイナスまたはプラス全ての電源タイプに対応します。昇圧型スイッチングレギュレータ回路とリニアレギュレーターによる、完璧にマネジメントされた電源を作り出し回路に供給することで、お手元のどんなタイプの電源でもサウンドが変化しない、100%のオーディオ・パフォーマンスを引き出すことが可能です。