Umbrella Company

BASIL

Flexible Stereo Space Delay
44,500円(税込 48,950円)
フレキシブルすぎる銀河系のステレオ・ディレイ。

BasilはBastl Pizzaプラットフォーム上に構築された、コンパクト&フレキシブルなデジタル・ステレオ・ディレイです。

クリーンなディレイはもちろん、ローファイなフレーバーも万全、スペース・セクションは従来のディレイの領域を遥かに超えた探求への扉を開きます。

コーラス、フランジャー、ビブラート、ピッチシフター、リバーブ、ステレオワイドナーなど、ほとんどのクラシックなタイムベース・エフェクトを再現でき、わずかな操作だけで、あなたは現在地から宇宙空間へと一瞬にしてワープすることができます!

BASIL

CONCEPT

クリーン!ダーティー!ハイパー!そのすべてをステレオで!
クリーンからアンビエント、果てはグリッチ、さらにシンセボイスまで!8HPに詰め込まれた銀河系ステレオディレイ!
さらに詳しく
あなたの指先にあたらしいスペース&タイムを!
滲んだリバーブのようなBLURをはじめ、FILTER、TAPSのスペースモードを搭載。CVアサインも自由自在です。
さらに詳しく
忘却の彼方までドローン。
サンプルレートをスローダウンした長いディレイや、ローファイなサウンドが新しい音風景を展開。フリーズ機能もあります。
さらに詳しく

DETAIL

クリーン!ダーティー!ハイパー!そのすべてをステレオで!

Basilはクリーン・エフェクト、アンビエント・ウォッシュ、グリッチなサウンド・デザイン、歪んだドローンなどに最適!。V/Oct入力、ディレイの微調整、フィードバック経路にあるフィルターにより、Karplus-Strongシンセシス・ボイスのように利用することもできます。フィードバック量も最短のディレイタイムで補正され、ピッチを変化させても一定のディケイ特性を保ちます。

ディレイタイムはステレオスプレッドとファインチューンを備えており、Sync端子を介してクロックに同期させることができます。フィードバック・ノブには、シンプルなフィードバックと、左右のチャンネルがクロスフィードバックするピンポンモードがあります。

クリーン!ダーティー!ハイパー!そのすべてをステレオで!
あなたの指先にあたらしいスペース&タイムを!
あなたの指先にあたらしいスペース&タイムを!

Spaceセクションは3つのモード切替で、多彩なフレーバーをもたらします!Blurモードではディレイを滲ませることでエクスぺりメンタルなリバーブのような不思議なエフェクトを、Filterモードはローパス&ハイパスフィルターでディレイサウンドをダークからブライトまで自在に調整できます。TAPSモードはマルチタップ(Odd/Even)でディレイやリバーブの密度を支配できます。

CTRLノブとCVは、他のPIZZAフォーマットのBASTLモジュール同様に自在のアサインが可能であり、多くのパラメーター(time, stereo, fine, dry/wet, feedback, speed, freeze, lo-fi, blur, filter, taps)のいずれかをモジュレートするよう設定が可能です。Basilディレイが貴方色に染まります。

忘却の彼方までドローン。

Speedセクションは、バッファーを半分のスピード、または拡張レンジでは1/4や1/8のスピードで動作させることで、より長いディレイタイムを可能にしています。このアプローチは魅惑的なオクターブジャンプを生み出し、ディレイがマテリアルとクリエイティブに調和します。これはドローンのレイヤーに対しても美しい銀河の響きを与えるでしょう。

とても低く設定するとサンプルレートが極めて低くなるため、Basilは高域を除去するローパス・アンチエイリアス・フィルターを搭載しています。でも、もしあなたが低速でダウンサンプリングされたローファイなサウンドを楽しみたいなら、Lo-Fiモードをオンにするだけです!

Freeze機能は、ディレイ・バッファーを読み込み専用のサンプル・ループとして扱い、入力信号とレイヤーすることができます。シンクすることもでき、他のすべてのモディファイも同時に利用できます。

忘却の彼方までドローン。

CONTROL

① INPUT
ステレオ入力です。モノラルの信号を処理する場合、左チャンネル入力 (L IN) に接続すると、右チャンネル入力 (R IN) にコピーされます。
② OUTPUT
処理されたオーディオ信号のステレオ出力です。
③ DELAY
Basilのディレイタイムは、いくつかの要因に影響されます。主なディレイ・コントロールであるTIME、STEREO、FINEは、DELAYノブで設定し、DELAYボタンでブラウズします。DELAYボタンを短く押すと、ディレイTIMEの設定とDELAYノブのSTEREOスプレッド機能が切り替わります。DELAYボタンを長押しすると、DELAYノブによるFINEディレイ調整にアクセスできます(DELAYボタンを短く押すと、FINE調整のままになります)。

TIMEはディレイタイムで、左に行くほど長く、右に行くほど短くなります。

STEREOスプレッドは左右チャンネルの時間差を調整します。 完全にCCWに設定すると、左右のディレイタイムは同じになります。完全にCWにすると、左のディレイタイムは長くなり、右のディレイタイムは短くなります(CWポジションでは、右のディレイタイムは左のディレイタイムの2倍短くなります)。 FINEディレイ・タイムはモジュレーションに便利ですが、Karplus Strongシンセシスを利用したオシレータのように使用したい場合に、モジュールを特定のサウンドにチューニングするのに役立ちます。

SYNCジャックとクロックが検出された場合、モジュールは連続的なコントロールの代わりにテンポ・デバイダーを使用します。FINEディレイは、ディレイ・タイムがクロック・デバイダーで設定された時定数にクオンタイズされた後に適用されるため、同期したディレイをデチューンしたり、同期したままモジュレーションされたディレイを得ることができます。SYNCジャックを抜き差しすると、FINEディレイはゼロにリセットされます。詳しくはSYNCセクションをご参照ください。

DELAY V/OCT 入力は、V/Octの標準に従っており、電圧が 2 倍になるとディレイタイムは半分になります。この入力は、メロディーを演奏する際、特に音色のディレイタイムが短い場合に活用できます。
④ SPEED
CTRLデスティネーションにSPEEDをアサインすると、CVで4つのサンプルレートを連続的に選択できます。 通常の最大サンプルレートは41.6kHzで、ステレオでの最大ディレイタイムは0.5秒です。サンプルレートを半分にすると、最大ディレイタイムは2倍の1秒になります。1/4にすると2秒、1/8にすると4秒となります。 これらはオーディオレートのサンプルレートであるため、ディレイされた信号はローパスアンチエイリアシングフィルターを通過して高域をカットさせます。これは、フィードバックハイパスフィルター(バンドパスディレイキャラクター)を使ったローエンドをカットと組み合わせると望ましいでしょう。

FILTER、BLUR、DRY/WETミックスなど、他のすべての処理は最大サンプル・レートで動作することに注意してください。 アンチエイリアス・フィルターを解除し、LO-FIなダウンサンプリング・エフェクトを得るには、FREEZEボタンを2秒以上押し続けます。そうすることで、低いサンプル・レート時のアンチエイリアス・フィルターがオフになり、ローファイなキャラクターを利用できます。
⑤ DRY / WET
DRY/WET ミックスフェーダーは、クリーンな INPUT ドライシグナル(一番左の位置、DRYと表示)と、ウェットなディレイシグナル(一番右の位置、 WET と表示)の間をクロスフェードさせます。
⑥ FEEDBACK
FEEDBACKノブは、ディレイされた信号の一部をフィードバックして入力とミックスし、繰り返しフェードするエコーやエンドレスなドローンを作り出します。

フィードバックをコントロールし、ラウドになりすぎないように、フィードバック・パスにはコンプレッサーとオーバードライブがあります。さらに、フィードバック・パスにはBLURとFILTERパラメーターがあり、SPACEセクションで調整できます。また、TAPを高めに設定すると、フィードバックに含めることができます。

FEEDBACKノブを12時よりも右に動かすと、左チャンネルと右チャンネルの両方に同じ量のフィードバックが導入されます。 ノブを左に動かすと、ピンポンディレイのルーティングとなり、フィードバックが起きるたびにLeftチャンネルとRightチャンネルが交差します。この方法では、出力に到達する前に両方のディレイ・バッファを信号が通過するため、モノ・ディレイで使用可能な最大フィードバック時間を延ばすこともできます。詳しくはパッチの例をご覧ください。

また、フィードバックを最大にすると、フィードバック・パス内の信号がわずかに増幅され、オーバードライブ/コンプレッサーに反応しますが、コントロールされたままなので、ラウドネスが増大することはありません。
⑦ SPACE
SPACEセクションは、BLUR、FILTER、TAPS の3つの異なるフレーバー(モード)でデジタル・ディレイ・エフェクトを彩ります。

各フレーバーには2つの極性(左右)があり、SPACEフェーダーが中央にあるときはニュートラルです。フレーバーを切り替えるには、SPACEボタンを押します、SPACEフェーダーでフレーバーの強さを調整します。フェーダーが中央にあるときは、エフェクトはかかりません。フェーダーを左右に動かすと、異なる効果が得られます。さらに、SPACE CV入力で現在選択されているフレーバーをコントロールできます。

注意:CTRLノブにもう1つのフレーバーをアサインすることで、同時に2つのフレーバーをコントロールすることもできます。

ハイパーSPACEモード

すべてのSPACEパラメーターを同時にアクティブにし、その状態を記憶させることで、CTRLノブを犠牲にすることなく、パラメーターを重ね合わせ、パワフルなアンビエント空間を作り出すことができます。SPACEボタンを押すと、SPACEフェーダーがフリーズし、新しく選択されたフレーバーの前の値が上書きされるのを防ぎます。フェーダーを動かすと、そのフレーバーの変更が開始されます。 Hyper-SPACEモードの有効/無効を切り替えるには、起動時にSPEEDボタンとFREEZEボタンの両方を押し続けます。起動時にこれらのボタンを押したままにしておくと、Hyper-SPACEモードがオンになっていることを、3つのSPACEランプがすべて点灯していることで示します(解除されている場合は消灯します)。
⑧ BLUR
BLURは、ディレイをリバーブ・タイプのエフェクトに変身させるため、2種類のシグナルを滲ませて拡散します。BLURはまた、信号にステレオ拡散を加え、ディレイラインの主共振周波数を変更させます。

SPACEフェーダーを左に動かすと、ディフュージョンはフィードバック・パスの前で行われ(最初のディレイもディフュージョンされます)、わずかなローパス・フィルターが追加されます。

SPACEフェーダーを右に動かすと、ディフューズはフィードバック・パスで行われ、より瑞々しくレゾナントなキャラクターが加わります。
⑨ FILTER
フィードバックパスにはフィルターが設置されており¥、ディレイ、リバーブ、ドローンの音色のダークさやブライトネスをコントロールします。 SPACEフェーダーを左に動かすとローパスフィルターがかかり、高域が除去されてダークなキャラクターになります。 逆にSPACEフェーダーを右に動かすとハイパスフィルターがかかり、ブライトで瑞々しいディレイやリバーブが得られます。
⑩ TAPS
TAPSは、通常のディレイタイムよりも短いディレイタイム(マルチタップディレイ)からの信号をミックスすることで、ディレイ効果の密度を高めます。これらのTAPSは、プライマリー・ディレイ・タイムの短い区分に配置されたディレイ・バッファーの追加リード・ヘッドのように機能します。 SPACEフェーダーを左に動かすと、奇数分割と偶数分割のTAPSが追加されます。右に動かすと、偶数分割のTAPSだけが追加されます。 さらに、SPACEフェーダーを極端に動かすと、TAPS信号がフィードバック・パスにミックスされ、フィードバック・ノブでコントロールされます。 フル・フィードバックでドローンをかけると倍音に影響し、緩やかなフィードバックをかけるとディレイ/リバーブのテールに密度が加わります。
⑪ CTRL
CTRL はアサイン可能なコントロールです。CTRLノブはスタティックコントロールとして、またはCTRL CVインプットに電圧を接続するとアッテネーターとして機能します。 ASSIGNMENT モードに入るには、SPACE ボタンを数秒間押し続けます。 現在アサインされている CTRL デスティネーションが点滅します。デスティネーションに最も近いボタンを押すと、希望のデスティネーションを設定できます。もう一度SPACEボタンを長押しすると、通常の操作モードに戻ります。アサイン可能なパラメータについては日本語マニュアルをご覧ください。
⑫ SYNC
SYNC入力はディレイタイムをアナログクロックに同期させるためのもので、この入力に(ケーブルが)検出されたときのみアクティブになります。ケーブルが検出されると、DELAY ノブで設定した DELAY TIME がクロックの分周に合致するようになります。 使用可能なタイムディビジョンは日本語マニュアルをご覧ください。
⑬ FREEZE
FREEZE ボタンを押すと、設定したディレイタイムに対応するエンドレスなループを作成することができます。入力は切断され、ディレイバッファーの現在の状態が読み込み専用のサンプルループとして機能します。FREEZEが有効な場合でも、BLUR、FILTER、TAPS、SPEEDを使用して、フリーズしたオーディオのサウンドを変更することができます。

SYNCを使用すると、入力されたオーディオに正確なマイクロループを重ねることができます。これらのループを半分のスピードで再生させ、SPACEセクションを使って変更すると、より効果的です。より長いループには、4分の1または8分の1のSPEED設定を使います。
⑬ LO-FI
FREEZEボタンを2秒以上押し続けると、ロースピード時のアンチエイリアスフィルターがオフになります。ローファイなディレイサウンドを楽しめます。
A) マイクロUSBコネクター
ファームウェア・アップデート用です。
B) ジャンパー
Basil Pizzaのディレイ用に必ず正しい位置(CV入力)にしておいてください。 ジャンパーにより、FEEDBACK入力からPULSE出力に機能を切り替えることができます(モジュールをピザ・オシレーターとして使用する場合など)。

DEMO

SPECIFICATION

SUPPORT

DOWNLOAD

ファームウェア

最新ファームウェアは、BASTL INSTRUMENTSのオフィシャルサイトよりダウンロード可能です。

BASTL INSTRUMENTSのオフィシャルサイト
TOPへ戻る