Baby Faceはジミ・ヘンドリックスを始めとする多くのギタリストが使用した伝説のファズボックス「Arbiter Fuzz Face」の究極のレプリカです。新しいフェイス(顔)のポップなデザインを持っていますが、そのサウンドは職人のこだわりにより窮極のビンテージサウンドにチューニングされています。
シンプルな回路構成で最高のサウンドを得るためには、トランジスタなどのコンポーネントを手作業で選別してテストを繰り返す必要があり、これらのクラシックファズのサウンドを知り尽くした技術者だけが、自分の耳を頼りにチューニングを行う事ができます。MANLAY SOUNDのビルダーであるローマン・ジル氏は、優れたミュージシャン/ギタリストであり、ビンテージペダルへの高いセンスと知識を持つ最も信頼できる人物です。これらの製作過程は大量生産には向かないため、その生産量はかなり限られており、彼の製造するギターペダルは常に希少です。
Baby Face(Ge)は、ゲルマニウム・トランジスタを採用したファズフェイスのバージョンで、1960年代半ばから後半にかけて短期間提供されただけの貴重なバージョンを再現しています。1960年代の終わりには、シリコン・トランジスタを使用したファズフェイスが提供されるようになりました。どちらのバージョンも素晴らしく、Manlay Soundからはその両モデルのレプリカが発売されています。
「Scream & Cry」という表現が相応しいサウンドから、ギターのボリュームを少し絞っていったときのクリーンでサイケデリックなコード感まで、ストリングスへのタッチ感をオーガニックに伝えられるビンテージ・ファズペダルの傑作です。
Baby Face (Ge) | トランジスターのタイプはゲルマニウム(AC125タイプ)。アンサンブルの中でも主張できるしっかりしたサウンドが素晴らしい。高域の暴れ感(特にサスティーンの終焉)はNT275よりあると思いますのでよりNastyな印象です。電池駆動のみ。 |
Baby Face (Ge, NKT275) |
限定スペシャルモデル。ゲルマニウム・トランジスタには最初期のFuzzFaceに使用されたNKT275を使用しました。カラーは青です。通常版よりも重心に低いグッとくるサウンドでしっかりとしたオーガニックなサウンドになっていて最高です。電池駆動のみ。 内蔵9V電池駆動オンリー(ACアダプター不可)。 |
*NKT275バージョンは時期によっては適切な部品がなく製作できない事もございます。予めご了承ください。
2018年3月の生産モデルから、電池駆動の他にACアダプター(9V、センタープラス)が使用できるようになりました。
一般的なBOSSタイプの9VセンターマイナスのACアダプターは使用できないだけでなく、分岐DCケーブルを使ったデイジーチェイン接続は絶対に禁止、など、重要な注意点がございます。
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