Model FeTは熱狂的なマニアが存在する伝説的なアンプ、Sunn Model Tにインスパイアされたギターペダル。非常に高いヘッドルームと強力な出力を備え、プリアンプとしてもオーバードライブとしても使用できます。
実機と聴き違えるほどのトーンを高次元で再現し、Model Tのアイコニックなサウンドを貴方の足元へ届けます。単独で使用すればミッドスクープが印象的なドライブに。前段のファズやディストーションでプッシュすれば、気を失うほどヘヴィでラウドなトーンに。ストーナーやドゥームメタルの「あのサウンド」だけでなく、ジャンルにとらわれない汎用性も備えています。
市場に溢れるシンプルな”アンプライク”とは一線を画す、ダークで明瞭な存在感は、まさに唯一無二です。
Model feTは世界中のドゥームサウンド愛好家から絶大な支持を受けるSunn Model Tアンプをモデルとしたプリアンプ/オーバードライブです。
かの有名なModel Tサウンドは、主にアンプの前にディストーションやファズをスタッキングすることで生まれてきました。本機は「Model Tを使ったドゥームサウンド」ではなく「Model Tそのもの」を再現し、既存のアンプライクペダルとは違う非常にユニークなサウンドを備えています。
オリジナルのModel Tと同様、”Brite”と”Normal”の2つのゲインを並列に配置しています。比較的ニュートラルにゲインを上げる”Normal”に対して、”Brite”はミッドレンジのきらびやかな成分へフォーカスしています。2つをパラレルでブレンドすることで、Model Tならではの喰らい付く特徴的なドライブサウンドをかつて無いレベルで達成しています。
Model feT単体で、象徴的な「汚れたクリーン」～クランチ、ハードなドライブまでアクセス可能。これだけでも存在感あふれる特別なサウンドが届けられますが、歪みペダルとスタッキングすることで皆が愛して止まない「ドゥームサウンド」が手に入ります。高出力のファズやディストーション信号も余裕で受け取れるヘッドルームを持ち、全てを吹き飛ばすほど強烈でヘヴィなハイゲインサウンドとなります。
またトーンコントロール類もオリジナルを完全に踏襲し、相互に作用してサウンドメイクの肝となるBassとtreble、midrangeを搭載。絶妙にミッドスクープされたModel T特有のサウンドを精密に調整することが可能です。
Model Tという「アンプそのもの」へリスペクトを詰め込んだ、EAEでしかなし得ないプリアンプ/オーバードライブ。貴方のお気に入りのドライブペダルと、ぜひ組み合わせてみてください。
Model feTは真空管アンプのプリアンプとパワーアンプをエミュレートすることで、フルボディなドライブサウンドを提供します。特にMASTER VOLUMEを上げるほど、高域へ特徴的なハーモニクスが付与されるリアルさは、アンプライクペダルとしてはかつて無い次元に到達したと言えます。
そのヘッドルームの高さで、アンプらしいサチュレーションやコンプレッション、ダークながら明瞭で個性的なキャラクターはあらゆる設定で健在。強力な出力レベルを稼ぐことができ、パワーアンプやキャビネットシミュレーター、DAWにシグナルを直接送ることも全く問題ありません。
1970年代初頭、その頃覇権を握っていたMarshallアンプへ対抗するためSunn社はModel Tアンプヘッドを発表。その実態はSuper Bass（それ自体もFender 5F6A Bassmanのコピーですが）の回路を模倣したものに、大容量のウルトラリニアなパワーアンプを追加したのが大きな特徴でした。Dynaco真空管のハイファイ機器からインスパイアされたこのパワーアンプにより、Model Tは当時の一般的なギター用アンプより非常にクリーンなヘッドルームと、150Wの圧倒的なパワーを備えていました。
マッシヴなパワー出力とディープなレスポンス、そして象徴的な”汚れたクリーンサウンド”などの要素はModel Tを特別なアンプたらしめています。実際のSunnの成功は短期間でしたが、堂々としたワイルドネスと儚い美しさが共存するサウンドは現代において再評価が進み、特にヘヴィミュージックにおけるギターサウンドを再定義したと言えます。
