Big Punch in a Small Package

当初その設計はエリック・クラプトンやマーク・ノップラーとの共演でも知られる、ブルース、スライドギターの名手サニー・ランドレス（Sonny Landreth）からのリクエストに始まりました。彼は小さなツアーや演奏に出かけて行った先でアンプをレンタルする時のサウンドメイクの苦労や、いつでも彼のフェイバリットであるTGA-3アンプを持ち運びたくはない、といった理由からペダルボードに入るくらい小さくて、それでいて最高のサウンドとトーンを持ったプロフェッショナルなギターアンプが欲しかったのです。

ギターアンプ設計のベテランであるJames Demeterは彼のリクエストを受けて、すぐにそのコンパクトな真空管アンプに取り掛かり、何度も検証を重ね、サニー・ランドレスが納得するまでのサウンドに仕上げたのです。

↑ Mighty Minnie(TGA-1-180D)を使用したSonny Landrethのデモ演奏

The Mighty Minnie(TGA-1-180D)は革新的な設計のハイブリッド・シングルチャンネルの真空管ギターアンプです。全てはハンドメイドで巨匠James Demeterにより製作されるカスタムメイドラインです。銘アンプとしてプロミュージシャンの指示が大きいTGA-3アンプのプリアンプ設計が採用されています。この優れたチューブドライバー・ステージはクラスDアンプで特注のJensenトランスをコントロールしています。素晴らしい真空管サウンドを保ちつつ、これほどにコンパクトな筺体から、驚くほどパワフルなサウンドを叩き出すのです！

180W(4オーム)(モダン設計の4×12キャビなどに最適)、100W(8オーム)(シングルまたは2×12キャビに最適）、またはビンテージのMarshallなどの16オームでは60Wと、十分なパワーを確保しています。

コントロールはGain, Bass, Midrange, Treble, Master Volumeとなっており、Master Volumeは引っ張る事で20dBのパッドを適応できます。20dBパッドを適応する事でより小さな音量で十分な歪みを得ることができます。

またスタンバイスイッチはフットスイッチタイプになっており、LEDの色でスタンバイ状態が視覚的に確認できます。

前面に用意されたレギュレイテッド9VのDC出力も気が利いていて、ペダルボード内への安定電源の供給に便利です

そして何よりThe Mighty Minnie(TGA-1-180D)の最大の特徴はその「サウンド」に尽きます。真空管アンプの設計と音色を知り尽くしたベテラン設計者であるJames Demeterならではの、音楽の表現力を大切にしたトーンチューニングが見事。真空管アンプのサウンドはそのままにハイブリッドアンプを実現した最初のプロダクトであると言えます。

Demeter真空管アンプの伝説的なクリーントーン、エッジの効いた歌うようなオーバードライブサウンドがこんなコンパクトな製品から飛び出すのは驚きに値します。

カメラバックにだって入ってしまうほどのコンパクトな真空管アンプが、はじめてプロレベルのサウンドになった瞬間です。

Specifications

Control	Gain,Bass,Middle,Treble,Colume/w Push-Pull 20dB Pad,Stanby footswitch
Power	180 wattes @ 4 ohm 100 wattes @ 8 ohm 60 wattes @ 16 ohm
Tubes	1×12AX7,1×12AT7
Extras	ハンドワイヤーされた伝説のTGA-3プリアンプ回路 9VのDC出力（regulated)
Weight	約2kg
Built	USA

ユーザーコメントなど

「Mighty Minnieは本物だ。本当に最高だよ！今日50WのDumble Overdrive (クリーンサウンドで使用)をJBL D-120のオープンキャビネットで鳴らしたサウンドと、Might MinnieをA/B試聴していた。そのサウンドはほとんど変わらないじゃないか！」-- ギタリスト 　 Henry Kaiser