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謎多きアートペダル「west tokyo waves」が始動。
オルタナティブなサウンドに精通した英国人が、異国の地「tokyo」で製作する異形のトーンベンディング。 銀河をぶち抜くノイズ、地を這いつくばるようなヘヴィネス。 バチバチに張り詰めた蒼い残像。 限界ギリギリの儚さと美しさを引きずり出すアートペダル。
https://www.instagram.com/westtokyowaves/
最初に買ったギター・ペダルは、Danelectro Fab Tone。理由はシンプルで、Stuart BraithwaiteがMogwaiの初期、もっとノイジーだった頃に使っていたから。 このペダルの音はほぼ一種類で、ツマミも正直あまり効かない。でもそれでいい。太陽に穴をぶち開けるみたいな音が出る。
その数年後に 4ms Noise Swash を 手に入れた。完全にカオスな箱。設定によってはギターの信号に本気でケンカを売ってくる感じが最高だった。でも、ちゃんと探せばその中に繊細なニュアンスも隠れている。
そして、最初に自作したペダルは、ヴィンテージファズのクローン。昔のネット掲示板から、回路図を見つけて、 秋葉原中の店を回ってパーツを集めた。2SB176のゲルマニウム・トランジスタ、抵抗器 やコンデンサ、そして、ケースはラジオ会館で調達。 そこから15年ほど、より過激で個性的な音を求めて、ファズを作り続ける。その過程で、オーディオ機器の製作やギターアンプの修理技術も身につけていった。 その後、モジュラーシンセの世界に深くのめり込んでいった。
ユーロラックの魅力に惹かれながらも、最終的にはいつもギターとペダルへ戻っていく。
限界ギリギリを攻める音。弾き手に噛みついてくる音。ちゃんと“反撃してくる”音。 結局、最後に惹かれるのは、いつもそういう音だ。

現在はモジュラーシンセのブランドとして有名な"4ms"がまだ"3ms"だった時代に発売していた「noise swash」のwest tokyo wavesバージョン。コンクリート筐体。
プレイヤーの呼吸や間合いに呼応しながら、狂おしく発信したり、時に低く空気に沈みこんだり、まるで生きているかのように振舞うスパイダー。あなたは身をまかせ漂流することも、バトルを仕掛けて挑戦することもできる。
ノブやコントロールの微妙な位置関係、ボリュームやピッキングの強弱などによって全く別の生命体へとトランスフォーム。ファズトーンの絶頂、カオスやグリッチの極限、ノイズ万華鏡の幻惑。
波のように押し寄せる音のアザーサイド。
◎ west tokyo waves - noise swash 販売ページ
https://gizmo-music.com/?pid=191428584
2000年代インディー系ペダルには数多くの暴発ファズが存在していた。ぜんぶ向こう側にぶちまけた後に残った埃や塵まで愛おしいような。 brutalist fuzzに宿っているのはそんな焼け焦げた鉄の塊みたいなサウンドだ。
独立したブーストとファズのデュアルチャンネル構成。同時ONにすると倍音が一段とノイジーに暴れだし、しまいには限界レベルのゲートファズになっていく。各ノブとの相互作用はより一層ミステリアスな関係となり、のたうち回るようなファズサウンドのオンパレードを聴くことができるだろう。
200Hzから10kHzまで調整できるFilterや、ファズのバイアスポイントを調整してキャラクターを一変させるTexture、独立したBoostフットスイッチなど、あなたを別世界へと誘う危険な罠が随所に仕込まれている。コンクリート筐体。
◎ west tokyo waves - brutalist fuzz 販売ページ
https://gizmo-music.com/?pid=191431249