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Gizmo Maniacsはアンブレラカンパニーの販売サイト、Gizmo Musicで販売されるライン。少量生産ながら非常に尖った興味深い「インディーブランド」の楽器デバイスを取り上げ、日本のペダルナードの皆様へお届けしています。
この度Puremagnetik "LAPS"が、Gizmo Maniacsのラインナップとして販売開始になりましたのでお知らせです。
Puremagnetikはベルリンを拠点とするAbeleton AGとのコラボレーションを行うサウンドデザインカンパニーとして、2006年にキャリアをスタート。2016年にオープンソースのオーディオ言語であるCsoundを使ったプラグイン開発に着手し、それ以来音響設計、シンセシス、エレクトロニック・ミュージックの作曲のためのユニークなツールをリリースしてきました。
Puremagnetikのプラグインは刺激的なサウンドを求めるクリエイターから多く支持されており、「最も経験豊富なサウンドライブラリーのひとつ」(Create Digtal Music)、「アルバムのフォーマットを丸ごと変えられる、エキサイティングかつインタラクティブな方法だ」(Electronic Beats)と評されています。また2018年には実験音楽やアンビエントに焦点を当てた音楽レーベルを立ち上げました。
そして2024年、ブランドとして初のハードウェアである"LAPS"をリリース。Puremagnetikの洗練された音響デザインの世界を存分に体感できる、唯一無二のサウンドデバイスの登場です。
LAPSは最大20秒までレコーディングが可能なトラックを3つ備える、ペダルスタイルのマルチトラックサンプラー。考え抜かれた操作系統とファンクションで、最高に楽しいユニークなサウンド・コラージュをすぐに制作することができます。
スタート/エンドポイントや再生スピード(ピッチシフト)の変更、フィルター、グラニュラー、テープライクな劣化エフェクトなど録音を彩る様々なパラメーターを搭載。LAPSは録音は3トラック全てにミラーリングされる仕様、トラックごとにこれらパラメーターを調整することで、非常に多層的なレイヤー状のサウンドスケープとなります。3つの録音レイヤーができたら、モードを切り替えて更に各レイヤーのオーバーダブを進めてみよう。気の向くままに感覚的にいじってもいいし、もちろん全てを完全にコントロールすることもできる。オペレーションの偶発性、ハッピーなアクシデントを大切にしつつ、デバイスとしての完成度も非常に高く設計されている点に、Puremagnetikのセンスの良さが感じられます。
LAPSはサウンドアーティストのTaylor Deupreeと共同開発を行ったPuremagnetik製プラグイン、"Small Winters"から多大にインスピレーションされているとのこと。そこから強化されたファンクション、そしてハードウェアならではの物理的な機能性も追求されています。ハードウェアでありながらプラグイン的なコントロール質感を備える、今までなかったタイプ。
グリッチィなループ形成。ループのスケッチブック。複雑で奥行きのあるサウンドレイヤリング。そして広大なコンポジションの構築。LAPSはあらゆるサウンドデザインにおいて、パワフルかつ実践的に機能することをお約束します。
LAPS販売ページ
https://gizmo-music.com/?pid=185344423
唯一無二の個性を持つプラグインベンダーであるPuremagnetikの初のペダルデバイスとあって、LAPSは非常に需要が高くソールドアウトが続いていますが、今回Gizmo Maniacsで継続して販売できるようになりました。ロットごとの少量生産のため入荷までお時間をいただくこともありますが、気長に待っていただければ幸いです。
そしてPuremagnetikは今年中に更に新ペダルを発表する構想があるとのこと!まずは最高にユニークで楽しいLAPSをチェックいただき、今後の展開にもぜひご期待ください。