株式会社アンブレラカンパニーは、「INTER BEE 2017」において、新製品「SIGNALFORM ORGANIZER」を発表しました。
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株式会社アンブレラカンパニーは幕張メッセーで開催される「INTER BEE 2017」において、新製品「SIGNALFORM ORGANIZER」を発表いたしました。
*写真はプロトタイプ
⽣演奏のようにピュアでリアルなサウンドのまま、レベル/インピーダンスのコンバートが可能
「SIGNALFORM ORGANIZER」はDI、Reverse DI、Level Converterをハーフラックサイズに集約させた、1台3役の多機能なアイテムです。
DI機能は、専用のアクティブDIケーブルを使用することで、低ノイズでピュアなレベル/インピーダンス変換が可能となります。
また、Reverse DI(リアンピング)する場合には、SIGNALFORM ORGANIZERを使うことで、これまでに無いほどリアルな演奏を再生することができます。
応用として、ミックス時のコンプレッサーにギターペダルを使いたい場合、またギタリストがペダルタイプのコンプレッサーの替わりに高級なスタジオクラスのコンプレッサーを挟みたい場合にも活躍します。
レコーディングはもちろん、バッファーとしても優れた機能と音質はライブでも大活躍します。
レコーディングエンジニア、ギタリスト、ベーシスト向けの製品です。
*写真はプロトタイプ
商品概要
・商品名: Umbrella Company / Signalform Organizer
・予定販売価格: 本体+ Active Hi-Z Cable 70,000円(税抜)
・発売予定時期: 2018年春
・チャンネル数: 1ch
・電源: 専⽤AC9Vアダプター(付属)
・サイズ: 1Uハーフラック
・⼊⼒: Active Hi-Z Input(4pin XLR)
Hi-Z Input(TSフォン)
Line Level Input(XLRバランス)
Active Hi-Z In Insert(TRSフォン)
・出⼒: DI Out(Mic Level / Line Level, XLRバランス)
Amp Out(2系統、TSフォン)
Line Level Out(2系統、TSフォン)
・電源スイッチ、MUTEスイッチ、HPFスイッチ
・ロータリースイッチ:DI Gain、Trim(Inst Level Output,2系統)
・DIPスイッチ: 8ファンクション
*写真はプロトタイプ
「Signalform Organizer」1台3役の機能
1、DI
従来のDIのような「⾊付けによる⾳⾊変化」を限りなく抑え、楽器のダイナミックレンジの広さをピュアなままキャプチャーします。
付属のActive Hi-Zケーブルを使⽤すれば、S/Nに優れた解像度の⾼いキャプチャーが可能です。
2、Reverse DI
Signalform Organizer のDI からDAW に収録した素材を”Reverse DI”すれば、まるで⽣のプレイをアンプから鳴らしているかのような「癖の無い、⽣々しい」サウンドを再⽣することができます。
また、Inst Level Outは2系統を装備し、2台のアンプから異なるセッティングで鳴らすことも可能です。
3、Level Converter
アンバランス(-10dB)、バランス(+4dB)の相互の変換が可能です。
例えばミックス中にエフェクティブなギターペダルをアウトボードのように使いたい時、またはベース演奏時にUrei 1176などのハードウェアコンプレッサーをインサートしたい時などに便利です。
*写真はプロトタイプ
「Signalform Organizer」各ファンクションの説明
電源/MUTEスイッチ(DI/ReverseDI)
電源スイッチの投⼊時、スイッチ上部のLEDが⾚く点灯します。この状態ではMUTE機能が働いていますので、使⽤する場合には、MUTEスイッチを押してLEDを緑に変更させてください。
MUTEスイッチを有効にすると、Amp Out 2以外の全ての出⼒がミュートされます。
Active Hi-Z In Insert (DI)
Active Hi-Z In専⽤のインサート端⼦(TRS)です。
Active Hi-Z Cableを使⽤する時には、楽器の出⼒から直接Active Hi-Z Inに⼊⼒することで、最⼤のパフォーマンスを発揮できます。
ペダルエフェクターを使⽤する場合には、このインサート端⼦から接続してください。
Amp Out(2系統)(DI)
楽器⼊⼒の信号のスルーアウトです。2系統(フロントとリア)装備しています。
ギターやベースアンプ、もう⼀系統はチューナーなどに接続する場合などに便利です。
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Inst Level Out(2系統)(Reverse DI)
Reverse DI 機能の出⼒部です。2系統(フロントとリア)装備しています。
Line Level Inに⼊⼒された信号を、ギター/ベースアンプやギターペダルなどに最適なハイ・インピーダンス信号に変換して出⼒します。
トリムを装備しているので、最適なレベルに調整して、アンプやペダルに信号を送ることができます。
また、フロントパネルのLEDインジケーターでLine Level Inの⼊⼒レベルを確認することができます。
Active Hi-Z In / Hi-Z In (DI)
DI機能の楽器⼊⼒部です。
付属のActive Hi-Z Cableは、専⽤ケーブルのプラグ内にプリアンプを内蔵した、⾼品位なDIシステムとして使⽤できます。
⼊⼒信号のレベルを確認できるLEDインジケーターを装備しています。
*写真はプロトタイプ
DI Out / DI Gain / HPF (DI)
DI機能の出⼒部です。ラインレベル/マイクレベルの2系統の出⼒を装備し、同時に出⼒されます。
⼊⼒された信号をDI Gainノブで増幅して出⼒できます。
※DIPスイッチ#1の切替えによって、Amp Outに接続されたアンプのインピーダンスに影響され、DI Outの⾳⾊が変化します。⾳⾊変化を狙う場合に有効的です。
DI機能使⽤時、HPFスイッチを有効にすると可聴帯域以下をカットした信号をDI Outから出⼒します。
Line Level In (Reverse DI)
Reverse DI 機能の⼊⼒部です。⼊⼒された信号は、ギター/ベースアンプやギターペダルなどに最適なレベルとインピーダンスに変換され、Inst Level Outより出⼒されます。
DIPスイッチ(DI/Reverse DI)
各⼊出⼒のグラウント/リフト、Inst Level Outの位相反転などの各スイッチを集約させています。
*写真はプロトタイプ
Umbrella Company製品について
株式会社アンブレラカンパニーのコンセプトでもある「クリエイティブでユニークな音楽機材」を、オリジナル・デザインで展開するブランド。
高い水準が常に求められるプロオーディオの現場で培った経験と技術力を活かし「Made in Japan」のオーディオ・楽器製品を開発しています。
サウンドへの研ぎ澄まされた感性や、こだわりが伝わる様なクリエイティブ・ツールをラインナップしています。
*写真はプロトタイプ
★ SIGNALFORM ORGANIZERは2018年6月15日に正式に発売開始されました。
詳細はこちら↓
http://umbrella-company.jp/umbrella-company_signalform-organizer.html
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