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究極にハイクオリティな多機能空間系エフェクトとして、多くの支持を集め続けているEmpress ReverbとEchosystem。Reverbはリバーブ、Echosystemはディレイに特化した専用機ですが、なんと互いにファームウェアを入れ替えることで、互いのエフェクトをそのまま使えてしまうことが判明!つまりReverbをディレイ、Echosystemをリバーブエフェクトとして使うことができちゃいます。オーナーのSteveから教えてもらった内緒の方法を共有します。
Empressで公式にテストされた機能ではないため、バグが発生する可能性があります。ファームウェアアップデートやベータ的な機能の実験に慣れている方向けです。またファームウェアアップデートの前にプリセットのバックアップをして、ファクトリーリセットを行うのをお勧めします。
※アンブレラでチェックしたところ、製造ロットによってはできないものもありました。できたらラッキーくらいに思ってくれたら幸いです。
1. 試したい最新のファームウェアをこちら からダウンロードします。
2. ファームウェアを以下に従ってリネームします。
・ReverbでEchosystemのファームウェアを使う場合: “eeesXXXX.bin”を“eervXXXX.bin”へ
・EchosystemでReverbのファームウェアを使う場合: “eervXXXX.bin”を“eeesXXXX.bin”へ
3.対応するSDカードへファームウェアをコピーし、本体へSDカードを挿入してアップデートを行います。
アップデートが成功すれば、ReverbでEchosystemのファームウェアを、EchosystemでReverbのファームウェアを使うことができます。
インターフェースの違いにより、一部使用できる機能が異なります。Reverbにはディレイエンジンを切り替えるボタンがなく、またテンポ(グローバル、ローカル、ノブ)の表示ができません。(ドリルで穴を開けてスイッチを増設するなどの改造は絶対に行わないでください!)
またカテゴリーやパラメーターが筐体に印字されたものと異なるため、対応するマニュアルを見ながら新しい音世界を冒険してみてください。
オリジナルの機能へ戻す場合は、ペダルに対応する本来のファームウェアを入れ直してください。念の為ファクトリーリセットを行うことお忘れなく!