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Recording プロオーディオ

新時代の2ch真空管EQ、WesAudio "ngTubeEQ" の魅力。

パンチがあって存在感のあるサウンド、ウォームで艶のあるサウンド、立体的で透明感のあるサウンドなど、アナログハードウェアから生まれるオーガニックなサウンドは、作品の完成度を高める重要な要素として求められています。

一昔前まではマスタリングスタジオや大手レコーディングスタジオなどでしか見ることができなかったような、マスタリングクォリティのイコライザーやコンプレッサーも、制作スタイルの変化や技術の進化によって、エンジニアやクリエイターなど個人が所有する時代になり、プロオーディオメーカーもそのような市場の変化やトレンドを把握し、需要にマッチした魅力的な製品を開発するようになりました。

WesAudio ngTubeEQは、真空管やCarnhillトランスフォーマー、カスタムインダクターなど、フルアナログのシグナルパスによる上質なサウンドを創り、さらにデジタルコントロールの機能を備えた2チャンネルのパッシブ・パラメトリック・イコライザーです。このngTubeEQも現代の幅広い現場でのニーズに応えるために開発されました。 この記事では、ngTubeEQの特長を纏めながら、ユーザーにどのような体験を提供するかお伝えします。

音創りの幅が広がる4バンド・パッシブEQ

ngTubeEQは、インダクターベースによる4バンドのパッシブEQを採用しています。バンドごとに12の周波数ポイントが選択できて、かかり具合を決定づけるQ(帯域幅)は、一般的なアナログEQの「Proportional Q」(ゲインが増加すると狭まり減少すると広がる)と「Constant Q」(ゲイン設定に関係なく一定の帯域幅を保持)の2つから、補正や積極的な音創りなど、目的に合わせて選択することができます。

動作モードはDUAL / STEREO / Mid-Side の3モードから用途に合わせて使い分けることができます。ステレオリンクして使う場合には、0.083dB単位の緻密なゲインやQなどの全ての設定をマスタリング精度でリンクすることできます。更に、12dB/oct.と24dB/oct.のスロープを選択可能なアクティブのLPF/HPFも装備しています。このように機能を制限することなく、これまでに無いほど幅広く柔軟な音創りが行えます。

可変で付加できる3つの異なるサチュレーション

ngTubeEQは、入力段のインダクターベースのサチュレーションを加えられるTHD、そして出力段には真空管回路とCarnhillトランスフォーマーの回路も通してアナログの音楽的なハーモニック・ディストーションを自在に加えることができます。もちろんEQは使わずに、このサチュレーションのみを加えるような使い方もできます。EQとは異なるアプローチで音色をコントロールして音創りの幅を広げられるところも、ngTubeEQの大きな魅力の一つです。

シンメトリーなデザインで扱いやすさを備えたパネルデザイン

ngTubeEQは、エルゴノミクス(人間工学)とUX(ユーザーエクスペリエンス)を実践したデザインを採用し、アナログハードウェアをノブでコントロールをする、ユーザーの感性に寄り添った「理想的な音創り」を提供します。

フロントパネルの中心部分には主要な機能が集約されて配置されており、シンメトリーでバランスの取れたデザインが実現されています。また、このセンターセクションの中央部分には、LCDディスプレイを装備し、各ノブを設定した時のメータリングやパラメータ変更など、リアルタイムな情報を視覚で確認できるようになっています。

プラグインコントロールに加え、スタンドアローンのリコール機能も強化

ngTubeEQは、あらゆるDAWのプラグインフォーマットに対応し、USBやイーサネットでPC/Macと接続することで、DAWのプラグイン上でリコールやオートメーションも行うことができます。EQ設定のプリセットも豊富に用意していますので、従来のプラグインと同じような扱いで様々なプリセットを呼び出して試すこともできます。また、本体の大きく扱いやすいタッチセンシティブエンコーダーを使用して、アナログハードウェアを操作する感覚でオートメーションを記録することもできます。

そして、ngTubeEQをスタンドアローンで使用する場合でも、フロントパネルのA/B/Cメモリースイッチで瞬時に設定の比較が行えるだけでなく、最大100個のユーザー用メモリを備えており、様々なセッティングの保存や呼び出しが本体で容易に行えます。作れる音の幅は非常に広いですが、使い慣れることで、短時間で思い通りの音創りが行えるでしょう。

アナログのように滑らかな"デジタルコントロール"

ゲインや周波数ポイントなど、アナログ回路をデジタル制御によって可変する場合、不要なジッパーノイズの影響が出てきます。WesAudioはこのジッパーノイズを抑えるため、独自の高い技術によって、オートメーションでもノイズの無い滑らかな可変が行えるように設計しています。また、デジタルの通信ラインをアナログ処理のラインから丁寧に絶縁し、更にデジタルラインには数段階のフィルタリングを採用するなど、ノイズの原因となるものを徹底的に排除しています。

アナログとデジタルの融合を最大限に表現し、ミキシング、レコーディング、そしてライブコンサートなど、様々なワークフローに最適化させ、高い柔軟性と利便性を両立させたWesAudioによる究極のイコライザーです。

ngTubeEQは、国内の主要プロオーディオショップで店頭展示しています。ぜひお近くのお店で実際に見て聴いて触ってチェックしてみてください。また弊社にてデモ機のご用意もしています。ぜひお気軽にご利用ください。

★WesAudio ngTubeEQ ユーザーレビュー(Rock oN Umeda 様レビューページ)

https://www.miroc.co.jp/test-buys-wesaudio/

★WesAudio ngTubeEQ 製品ページ

https://umbrella-company.jp/products/ngtubeeq/

ngTubeEQ はデモ機をご用意しております。 ご興味のある方は、お近くの販売店、または弊社までお問い合わせください。

デモ機のお貸出詳細:https://umbrella-company.jp/demonstration/

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