イケベ楽器GETSTOMP様による”BEETRONICS”レビュー。クールなオルタナティブ系ギターペダル!
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イケベ楽器GETSTOMP様による”BEETRONICS”レビュー。クールなオルタナティブ系ギターペダル!
USAカリフォルニア発ペダルブランド、BEETRONICS(ビートロニクス)。徹底的に蜂の意匠にこだわり続ける独特の雰囲気のペダルたちは、オルタナティヴなサウンドデザインとアートのような筐体が融合した、唯一無二の存在感を放っています。まるでアメリカの砂漠を疾走するようなザラついた質感のトーンは、新しいトーンを探すプレイヤーの皆様にこそ試していただきたい。そのこだわりはサウンドだけでなく内部のPCBにも及びます。サウンドだけでなくアート作品のように目でも楽しめるペダルです!
BEETRONICSはギタリストとして活躍するFilipeとスタジオエンジニアのDanielのPampuli兄弟によって主宰されています。今でも第一線で活躍する彼らは、現場ならではのインスピレーションを存分にペダルデザインに注ぎ込んでいます。考え抜かれたコントロール、現場目線のファンクション、そして戦車のように頑丈なエンクロージャーは全てライブショウやレコーディングで本領を発揮するために選択されているのです。
そんなBEETRONICSのペダルラインナップの中でも、特にイチオシなものをピックアップしてイケベ楽器GETSTOMPの内田様にレビューをいただきました。
・FATBEE
ブースター~オーバードライブのゲイン幅を持つドライブペダルです。
ローゲインではトランスペアレントなサウンド、ハイゲインでは少し荒くざらついたサチュレーション感のあるサウンドになります。
キレの良いアタック感を持ちつつ芯のしっかりとしたファットなサウンドで、クセがなくフラットで使いやすいのが特徴です。
筐体がコンパクトで軽量なこともオススメポイントです。
コンパクトかつリーズナブルなBABEEシリーズとして2020年リリースされたFATBEEは、コンパクトなボディに多彩なトーンを凝縮しています。JFETベースで構成されたドライブ回路で、まるで本物のチューブアンプのようなサチュレーションを実現。大きなコントロール幅を持つボリューム/トーン設定を組み合わせれば、サウンドにパンチとザラついた疾走感を加えるトーンエンハンスやカラードブースターのようにも使用可能です。
ウォームでスムースなサウンドのミドルゲインオーバードライブです。
ローミッドが強く、適度なコンプ感もあり、FATBEEよりもトラディショナルなサウンドが特徴です。
BodyとHiveの2つのスイッチでサウンドの幅を出せるのでギター・アンプを問わずサウンドメイクできますが、
歪んだアンプへのゲインブースターとしても優秀なので是非試して頂きたいポイントです。
クラシックな雰囲気を持ちつつ、ザラついた質感が特徴。BEETRONICSを代表するシグネイチャーサウンドで、アンプトーンを驚くほど拡大してくれるはずです。ペダル1台1台手作業で行われる、まるで沈没船から見つかったようなレリックデザインも見事!
筐体から基盤の形状までアーティスティックなこだわりを見せるBEETRONICSっぽさをある意味最もサウンドへ反映させているペダルです。
言葉で表現したりカテゴライズすることが難しいサウンドですが、ゲーティーでビットクラッシャー的なオクターブファズといったところでしょうか。
個性的なサウンドながらもどのようなセッティングでもギタープレイが破綻するようなサウンドにはならず、使いどころにセンスが問われる面白さがあります。
こういったファズは少し線の細いサウンドになりがちですが、密度のある太さをしっかり持っている点がSWARMの大きな特徴でもあります。
2オクターブでファズをハーモナイズさせるKILLER BEEなペダル!何者にも属さない個性溢れるサウンドを限界まで追求しています。スウィートなオクターブのハモリも出来ますが、このペダルの本領はオクターブテイルが上昇と下降を繰り返すマッドなサウンド。幾千もの蜂達が暴れ狂うような攻撃的なサウンドは、こいつでしか味わえません。
イケベ楽器GETSTOMP様では最新リリースのFATBEEを含む、BEETRONICSの全ラインナップを取り扱い中です!
全国の楽器店さんで、そのオルタナティブな世界に触れてみてください!
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