サランネット・ジャージークロスを通販オーダーグラスウールの吸音パネルを包む「サランネット/ジャージークロス」ですが、インターネットで調べると数は少ないですがいくつか通販で買えるところがあるようです。今回はオーディオ製品っぽいのでジャージークロスにしましたが、すごく高いのでもっと安価な普通の布でももちろん大丈夫です。普通の布なら種類も豊富ですし柄も自由に選べて楽しいですね。布の専門店(ユザワヤさんとか)に行くと色々あって面白いので出かけてみるのも良いですね。また最近では東南アジア系の雑貨屋さんでもエスニックな柄で綺麗な布がお手頃な価格で売っていますね。 購入したのは「サランネット・ジャージークロス B-3911 」という製品で、915×766mmの吸音ボード×2枚をそれぞれ包んで背面でタッカー留めするために、1115mm×966mmのサイズを2枚発注してみました。色も選べるのでお部屋や好みに合わせて注文できますね。今回はブルーを選びました。金額は送料の¥1,000を合わせて¥8,600でした。ちょっと普通の布に比較して高すぎたかもしれませんが、こだわりたかった所なのでお許しを。
ホームセンターに買い物にいく残りの材料を買いに近所のホームセンターへ。
釘?(ホチキスの芯?)なんと呼ぶのか判りませんが200回打てるので十分です。なんと¥398でしたが今回の用途には全く問題なく使用できました! 値段もかなり激安で心躍ります。探せばもっといい感じのものがあったとは思いますが、この時点でなんとなく激安品に走っていたので「U金具ボルト」でいく事に決定してしまいました。 足長Uボルトやワッシャーやナットを買いました。 材料費の合計は¥25,260 (こだわらなければ¥15,000?)さてこれで必要なものは全部そろったので費用を計算してみます。
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窓に吸音ボードをはめ込んだ瞬間、話し声の響きが豹変するのが判ります。今までガラス面で反射していた音がきれいに吸音されるためです。試しに手を叩いてみるとフラッタエコーがかなり少なくなっているのが一聴して判ります。今回の目的の一つである部屋の音響チューニングという意味ではかなり満足のいく結果になっています。アコースティックギターを弾いてみても金属的な反響が減ったおかげで鳴りが自然に聴こえるようになりました。
試しに窓に向けたギターアンプを吸音ボードを外した状態とはめ込んだ状態で弾いてみて外でチェックしてみます。
外から見るとこんな感じです。パネルをはめた状態では窓からの音漏れが格段に少なくなっています。実はこの部屋は角部屋なので反対面に小さな窓があり、その方向からの音漏ればかりに耳がいくようになりました。それだけこの窓の遮音効果はあがったものと思われます。更に防音シートや、現状の空気層部分に更に吸音材を詰め込むなどしたら更に効果があがりそうです!
今回やってみた窓の防音対策は賃貸のお部屋でもかんたんに簡易防音できますし、外の音がうるさい、中の音を漏らしたくないなどの日常生活でのちょっとした防音対策、騒音対策にも役に立つと思います。お金のかかる完璧な防音対策に比べると簡易的な防音対策になりますが、この位の程度の防音・騒音対策を求めている例はとても多く、DIYで自作すればかかるコストに対する効果は抜群です!もちろん遮音シートや追加の吸音素材、窓のパッキンなども対策すれば更なる効果も期待できます。
もちろんポイントは一番厄介なグラスウール吸音材が窓枠の大きさぴったりに加工されて自宅まで届くところです。この点がクリアできれば結構誰にでもかんたんに簡易防音対策ができると思います。
次回は吸音パネルや調音パネル、オーディオボードなどと呼ばれる音響調整用の壁掛けパネルを自作してみます。
どうぞお楽しみに!
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