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カラッと明るくご機嫌なオーバードライブ。なんといってもクリアなミッドレンジが一番の魅力。その秘密はドライ音のブレンドにあります。良く聴くと分かると思いますが、driveを上げると歪が強くなりますが、その中に芯となるドライ音が確認できます。ドライとドライブでは異なる2種類のエンベロープが生まれます、その異なるダイナミクスが混在することで実に立体感のあるサウンドが生まれます。

このドライ音がほどよく存在することで明るさと抜けを生み、音に深みも与えます。例えがとっても悪いと思いますが、カップラーメンの液体スープと粉末スープの計算された旨味UP術に通じるところがあります。さらに、野菜ベースの粉末スープ(ドライ音)は同じでも、液体スープ(ドライブ音)を変える事で味は大きく変わります。鶏ガラしょうゆなのか、豚骨しょうゆなのか、お好みで2通りの風味で楽しむことができます。WARHORNは、液体スープであるドライブ音のキャラクターを真ん中のトグルスイッチで歪を作るクリッピングダイオードを切り替えることができます。

上のポジションではシンメトリカルクリップ、クリッピングレベルも小さくなるので圧縮感にも近い感覚を伴うキャラクター。対象なクリップ波形が見られ、偶数次は打ち消され奇数次がメインの倍音構成。ドライ音の割合が大きくなるので、こちらのポジションの方がクリアに聞こえますが、実は歪が深く伸びがあります。

 

下のポジションでは非対称クリップのよりオープンなサウンド、クリッピングレベルを高めに設定しているのでダイナミクスが広く、ドライブサウンドの割合いが多く出てきます。少々派手目な元気なキャラクターです。倍音構成は偶数次、奇数次ときれいに並びます。バリっと力強いアタックのスピード感がたまりません。

どちらも原音をブリードすることで抜けの良さと独特な立体感のあるトーンとなっています。

2バンドのEQの効きはとても気持ちい、bass も treble も可変幅が大きく、様々なシェイプを作ることができます。

 

個人的には bass も treble もそして drive も MAX ジャキジャキのドライブサウンドがお気に入り、リアポジションのシングルコイルで音を出すと、ギターにあの幾何学模様が浮かびあがる、気分は187㎝!JC-120のコーラスONでもう完璧!5弦7フレットのパワーコードで始まる ジャジャジャ..ジャーン とか、4弦6フレットから始まる超有名なあのリフ などなど、カッティングやアルペジオのバッキング、そしてリフ、ソロまでこれ一発で勝負できるなんでもできる音、弾き方でいろんな表情を見せるライブ盤で聴いたあの音。僕らの世代はみんな通る道ではなかろうか。とても懐かしい。宮沢くんは元気かなぁ?

真空管アンプをさらにドライブさせるブースターとしての使い方も適しています。driveは0から、そしてlevelを上げ調整していきます。もっと欲しい帯域があればEQで、質感に変化が欲しければdriveを上げサウンドを作ります。driveを上げるとWARHORNの歪と真空管アンプの歪の2つのハイブリッドサウンド、芳醇で深みのある立体的なチューブ・ディストーションが得られます。深い歪を作っても潰れすぎずアンプのキャラを押し出します。

原音とドライブ音のブレンドが立体感のあるサウンドを作り出す、惜しまれつつもディスコンになった MAYFLOWER のサウンドも受け継いだ、もう少し攻めたサウンドも出せるスイッチを装備し、グラフィックも”角”持っててかっこいいし、WARHORN素晴らしい!

色々遊んでいる中で、最高のサウンドを超最高のサウンドにする 裏技 を発見してしまったので、後日また報告します。(裏技はこちら

 

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