Blog

おすすめマイクロホン,高音質リボンマイク,アコギマイク,ナチュラルマイク,リボンマイク

Samar Audio Designs VL37 導入事例 
Studio MSR レコーディングエンジニア 奥田 泰次 様

http://www.studiomsr.jp/

おすすめマイクロホン,高音質リボンマイク,アコギマイク,ナチュラルマイク,リボンマイク

★今回はSamar Audio Design VL37を導入していただきまして、ありがとうございます。奥田さんは’50年代から製造され続けてているColesやRoyer Labsなどを以前から使われていますが、VL37を気に入っていただいた点は?

VL37は、リボンマイクという昔から作られている構造的にもシンプルなタイプのマイクですが、例えば’50年代では作れなかった、今の時代だからこそ新しい技術を注いで作ることができたマイクだと思えたんです。

購入前にスタジオとホールでVL37を試してみたのですが、とても素直な音で、リボンマイクなのに高域に伸びがあるんです。アタックのニュアンスはリボンマイクらしい印象でしたが、EQ臭さがあるわけでもなくコンデンサーマイクよりも滑らかな質感でとても気に入りました。あとは当然ながらS/Nもとても良いですね。

img_4614


★どのような楽器で試されたのでしょうか?

スタジオ録音では、アコースティックギターはスティールとガット、トランペット、サックスで使って、ホール録音ではピアノとチェンバロ、つい先日はオーケストラのコンサートをDSDでレコーディングしました。マイクプリにはGRACE design m802などを使用しましたが、m802との相性も良かったです。

ピアノではステレオでオンマイクでセッティングして録りましたが、オンマイクでも良さを感じることができました。今まで使ってきたリボンマイクと比べて、VL37は音色に明るさもあって、低域もしっかり拾っているんですが、リボンマイク特有の籠ったような低域ではなく、ストレートな特性でEQも掛かりやすい印象でしたね。また、リボンマイクの多くは芯がないようにも感じていましたが、VL37はちゃんと芯があるんです。


★リボンマイクらしいレスポンスはそのまま、でも従来のリボンマイクと違って周波数レンジが広く、ピークも無いような印象なんですね。

そうですね。例えばピアノを録っても、低域から高域までアタックに良いレスポンスなんですよね。アタックの強い楽器を収録する場合、普通はナチュラルでレスポンスに優れたリボンマイクをオンマイクでセッティングする発想になると思うんですけど、そのリボンマイクの中でもこのVL37はすごくナチュラルで高域に伸びがあって、明るすぎず暗すぎない音色で高域も滑らかで自然なレンジ感です。

今までのリボンマイクのイメージは明るすぎるか暗すぎるか、どちらかだったんです。昔ながらの構造を基本としながらも、新しいリボンマイクとして生まれ変わった、というところがこのVL37の注目するポイントだと思いました。かなり気に入っています。

おすすめマイクロホン,高音質リボンマイク,アコギマイク,ナチュラルマイク,リボンマイク


★ありがとうございます。奥田さんが手掛けた作品を聴くと、一発録りやマルチトラックに関わらず空間を活かした収録をされているように感じます。

通常は楽器をセパレートして録った方が、効率的にも良いかもしれないですが、カブりがあっても広いところで一発で録る方が良いこともあったし、特にアコースティック楽器の場合は、マイクやマイクプリなどの機材云々の前に、その楽器からどう音が鳴っているかを考えて、どんな空間でどんな音を狙って収録するのかが大事だと思っています。
おすすめマイクロホン,高音質リボンマイク,アコギマイク,ナチュラルマイク,リボンマイク
例えばブラスにしても、広い部屋と狭い部屋のどちらで録るのか、この曲にはどう収録するのがベストなのか、ということを考えることが重要だと思っています。


★以前からDSDレコーディングなど、奥田さんは新しい技術を積極的に取り入れながらも、古い機材も使われていて、逆にまだ国内では注目されていないような新しい機材も積極的に収録する作品に適した使い方をされている、という印象を持っていますが、音作りについて拘っていることは?

例えば’50年代の音、’70年代の音とか、年代毎に作られる音の質感ってありますよね。そういう古い質感も個人的に好きですが、今は主にはPro ToolsなどのDAWで作業しているし、DSDだったり、その周りの録音機材の新しい技術も面白いんですよね。

今の時代のレコーディングエンジニアとしては、’50年代から’70年代当時の古い機材もチョイスできるし、これから作られる新しい機材もチョイスして表現できることが現在の音作りの魅力であって、古い年代の音を再現しようとしているだけでは面白くないし、そもそも機材周りや環境の兼ね合いで‘60年代当時の完全な再現はしようがないので、それこそ、このVL37を使ったり、この時代だからこそできることを意識しながら、曲のイメージに合った音作りをしていきたいと思っています。


★これから目的に合わせてVL37もお使いいただけたら嬉しいです。

ありがとうございました。

<p class="mt50"></p>

 

products-page_button

Related Article

  1. コメントはありません。

  1. トラックバックはありません。

CAPTCHA


カテゴリー