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ライ・クーダー、リチャード・トンプソン、ジョニー・グリーンウッド(Radiohead)、マイケル・ランドウ、ベン・ハーパーなどなど、通好みのギタリスト達を虜にし続けてきたDemeter AmplificationのTRM-1 トレモロ・ペダル。なんと35年もの間デザインを変えずに定番中の定番として君臨しているオリジナル・ブティック・メイドの名作です。

そして発売開始から35年を経たいま、オリジナルTRM-1の定番のトレモロ・サウンドを継承しつつも、よりブラッシュアップしたサウンドを展開、さらにオリジナルのシンプルなサウンドメイクから一転し、大幅にコントロール性を拡大した素晴らしい新モデルが発売されたのです。

まずは最初にPGマガジンが製作したデモンストレーション・ビデオをご覧いただき、その素晴らしいトーンと機能性をご確認ください。

光学式のトレモロ・サーキットを搭載し、Fenderアンプのトレモロ・トーンを基盤にしつつも、さらに広いレンジを達成するDemeterのトレモロ・サウンドはやはり素晴らしく、トーンの艶やしっかりとしたアナログの質感は、一発音を出すだけで多くプロギタリスト達に愛用されている理由がすぐに理解できることでしょう。

そして最新型のTremulator Plusでは、そのサウンドとコントール(RATEとDEPTHコントロール)を継承しつつも、さらなる表現描写を可能にする様々なコントロールが追加されています。

まずはGainコントロール。従来のクラシックな設計のトレモロでは、どうしてもエフェクトをオンにした時の音量の差がでやすく、楽曲の中でのバランスが保てないことがありましたが、今回のTremulator Plusでは待望のゲイン・コントロールが搭載されたため、ゲインを足して補正できるのは嬉しい限りです。

次にWAVEノブです。波形をトライアングル〜スクエアまで連続可変できるこのコントロールが追加されたことで、ディメターのトレモロに限りないバリエーションが加わったといえるでしょう。トラディショナルなトライアングル波形のトレモロはもちろん、アグレッシブなスクエア波形のエフェクトまで、またはその中間的なサウンドまで自在にファイン・チューニングできます。

またBIASノブを調整することで、オプト素子のバイアスを調整し、動作の中心に偏りを与える事で変調波形の時間軸の幅を調整しトレモロ効果のキャラクターを決定付けることが可能になります。このBiasコントロールとWaveコントロールの微妙なさじ加減で、まさに音楽的な揺らぎを自由自在に演出することができるのは、Tremulator Plusを使ってサウンドメイクする最大の楽しみかもしれません。

視覚的にもRATEコントロールがLED表示されて、揺れ状態を目で確認できる点も使いやすいです。

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最近ではタップテンポ対応のモデルや、デジタル制御のコントロール、ステレオアウトなど、モダン・デザインの新型トレモロ・ペダルが溢れかえっています。そんな中でひたすら伝統的なFenderアンプ・タイプのクラシック・トレモロのサウンドから一切ぶれることなく、さらにその音質のレンジやカラーを確実に高めることに成功したディメター社の功績は絶大です。最初期のブティック・ペダル・メーカーとして常に時代を牽引してきた同社が、35年の時を経て発表したTremulator Plusは、正に伝統的なアナログ設計のプロフェッショナル・トレモロ・ペダルの最終系とも言えます。その成熟した「本物のトーン」をぜひ体感してみてください。「本物」のサウンドは一聴すれば瞬間で理解できるものです。

 
 

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