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デュアル・ラインレベルのオーディオクリック/モジュラークロック/トリガー・コンバータ

BASTL INSTRUMENTSの「Klik」は、コンピュータやハードウェア・シンセサイザーなどの外部デバイスのオーディオ・トラックから、アナログのモジュラーシンセなどに最適化された、0/5Vパルスのアナログのトリガー信号、同期のためのクロック信号を生成できる便利で小さなガジェットです。オーディオタイミングから作られたアナログ・クロックは、MIDIクロックとは異なり、ビートにグルーブ感を与えられるのが利点です。

オーディオインターフェースのラインアウトや、iphoneなどのヘッドホン端子からの信号を入力し、レベル調整するだけで、KLIKはモジュラーシンセに最適化された、0Vまたは5Vのトリガー・ゲート・パルスに出力信号を変換し、完全な同期パルスを生成します。

KLIKは2つの信号(左右の入力)を変換します。通常これは、「クロック信号」と「リセット信号」です。KLIKのパネル上にある「B」の文字を手動で押して(実はBの文字はボタンになっているんです!)リセット信号を出力できます。ハードウェアーに対して再同期をかけたり、ゲート信号を手動で出力することができます。

また、リズミカルなトリガーを出力できるのは、モジュラー・セットアップなどで役にたつでしょう。

KLIKなら、サウンドカードの任意のチャンネル、MacBookの未使用のヘッドフォン端子、または古いmp3プレーヤーをプリセット付きの安定したクロックソースとして使用するなど、クリエイティブな発想を広げられます。

また、KLIKにオーディオ信号をフィードして、激しいビットクラッシュ・エフェクトを得るという、ボーナス機能も楽しいです!

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ご注意:本機はクロック/トリガ/ゲート情報のみを送信するように設計されています。その出力は0または5Vのハイ・ロー信号のいずれかとなります。連続したCV信号は出力しません。


Features

■ ミニタイプのUSB B コネクター(5V)からの電源供給 (オーバーボルテージ&カレント、ポラリティ保護)
■ 2つのコンパレーター(0.22Vスレッショルド)
■ TRS 3.5mm ステレオ・ライン入力端子
■ 2 x TR 3.5mm モノ出力端子
■ 0 または 5V のトリガー・ゲート信号出力
■ すべてのジャックはオーバーボルテージ、ポラリティ保護
■ 手動でゲート信号をR/Reset チャンネルに出力できる「Bレター」ボタン
■ 各チャンネルのLED信号モニター
■ 消費電力 <10mA ■ 手のひらに乗る超コンパクトサイズ!44 x 44 mm

付属品
・KLIK 本体
・TRS ステレオミニジャックケーブル (3.5mm – 1/8“)
・USBケーブル(miniB – 標準USB端子)

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DAW integration

・BITWIG – BIWIG 2.0 では、BASTL INSTRUMENTSとコラボレートした「HW CLOCK device」がビルトインされており、 KLIKをインターフェースとして利用できます。

・Ableton – Ableton project – the drum machine method (includes pulse samples)
http://www.bastl-instruments.com/wp-content/uploads/2017/01/KLIK_ableton.zip

・Cubase,Logic,ProTools etc. – 未テストですが、Ableton と同じ方法で利用できるはずです。

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Audio based clock vs. MIDI clock

私たちは、MIDIクロックの優位性は全く否定しません。それは多くの場合に素晴らしく適合性があります。しかしモジュラーシンセなどを使用する際には、時には他の方法(アナログ・クロック)が良い場合もあります。

MIDIクロックと比較して、アナログのオーディオクロックの利点は何か? MIDIクロックは、4分音符の時間内に24クロックメッセージが送信されるプロトコルです。 16分音符ごとに6つのメッセージがあります。これらのメッセージの各々は、MIDIプロトコルの定義された速度でシリアルラインで送信するのに約4分の1ミリ秒かかります。

MIDIクロックは大部分の作業には効果的ですが、アナログクロックに変換するには、シリアル送信されたメッセージをパルス情報に変換するマイクロコンピュータ付きの別のデバイスが必要となります。

プロセスの開始時に、コンピュータは、いつクロックを送信するのが適切なタイミングであるかを判断する必要があります。その後、MIDIメッセージのキューに入り、できるだけ早く送信されます。受信デバイス側では、クロックに対するデバイスの応答を確認するために、クロックを解釈して計算する必要があります。とても多くの計算プロセスが必要となります。

オーディオを介して同期するということは、そのすべてのものがスキップされることを意味します。オーディオ・チャンネル間のわずか4分の1ミリ秒のずれでさえ、フェーズ・アーチファクトを引き起こす可能性があるため、コンピュータ内のオーディオ・プロセスはかなり優先順位が高いとも言えます。その上、MIDIクロックは前後にシフトでいないため、グルーブ感を出すためには、必ずしもベストなアイデアとは限らないのです。

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使用方法

1. USBケーブル(miniB)を電源の入ったUSBソケットに接続して、KLIKに電力を供給します。電源はUSB電源アダプター(付属しません)や、PCのUSBアウトから供給できます。

2. TRSステレオミニジャック(3.5mm)ケーブルを信号源に接続します(オーディオインターフェース /サウンドカード、スマートフォンのヘッドホン出力、mp3プレーヤーなど)。

KLIKは2つの異なる信号を処理することができますので、DAWなどに通常の場合はリセット信号とクロック信号を、レフトチャンネル、ライトチャンネルに独立して用意して、KLIKに入力することができます。

3. 入力の信号がスレッショルド(0.22V)を超えると、KLIKは5ボルトでピーキングするパルスを生成します。このパルスは多くのモジュラーシンセが採用する5Vパルスのトリガー信号、アナログクロック信号に最適化されています。

4. 2つのLEDは出力のアクティビティを示します。

5. R /RESET出力端子には、 “B”ボタンを押すことによって、手動で信号を生成することができます。
手動で入力された信号は、 R /RESET出力端子へ優先的に送られるため、入力信号を上書きします。

6. 「R / RESET出力にケーブルが挿入されていない場合」、信号はL / CLOCK出力の右チャンネル(スリーブ)へと送られます。この場合は1本のステレオ・ミニジャックケーブルを使用して、両チャンネルの(一般的にクロック信号とリセット信号)を送ることもできるということです。

 

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