Umbrella Company

Germanium Compressor

Most Vintage Sounding
Compressor
Germanium Compressor:270,000円(税込 297,000円)
Germanium Compressor Matched pair:672,000円(税込 739,200円)
音楽最優先の設計。音楽そのものを動かせるコンプレッサー。

CHANDLER Limited のデザイナー、 ウェイド・ゴークが 2年以上を開発に費やした <絶対の自信作> 。
最大の特徴は 音楽的な質感 が最優先された回路設計にあります。

全ての設計的判断は実際のレコーディングとリスニングのみで追い込まれています。測定機や数学的な計算、物理的な検証に束縛される事を徹底的に拒否しました。 <実際にそれがどのように聴こえるか?>を最も重要視したのです。例えばATTACKやRELEASEの ○○sec といった表記はこのGerm Comp には存在しません、RATIOに ○ : ● の比率も存在しません。全てはリスニングテストから <音楽がどのように音楽的に響くか?> を基準に決定されました。

従来の数値に呪われたプロオーディオ機器ではない、まるで上質な楽器を作り上げるようなアプローチによって誕生した音楽性の為のワン・アンド・オンリーなコンプレッサーです。

*特注仕様でマッチドペアもご用意できます。

Germanium Compressor

CONCEPT

新世代のスタンダード・コンプレッサー
アビーロードスタジオが認めた機器デザイナーWade Goekeの理想とするコンプレッサーを徹底的に追及。
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Germanium Compressorの主な特徴
無限のバリエーションをもつビンテージ系の質感をコントロールできる様々なアドバンテージ
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Germanium Compressor 導入事例、コメント
世界中のトップスタジオでGermanium Compressorは活躍しています!
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DETAIL

ウェイド・ゴークの理想とするコンプレッサーを追求した新世代のスタンダード・コンプレッサー

Germanium Compressorは、Germanium Preamp/DIと同じオールクラスAアンプを搭載し、トランスフォーマーバランスで入出力されています。コンプレッション回路にはFETゲインリダクション素子を使用していますが、Germの全機種に共通するトリックと柔軟性を備えています。特に注目すべきは、Wet/Dry mix(コンプ内でトラックを「サブミックス」するためのもの)、Comp Curve(様々なダイオードの組み合わせでニーを選択するもの)、Clean/Dirty comp、Sidechain filterなどの追加要素です。Germ Compのパラメーターの多くは、テスト機材で過剰に分析するのではなく、スタジオでの使用とリスニングによって意図的に設定されています。その結果、トラッキング、ミキシング、マスタリングに適した音楽的なパワーハウスが完成しました。

ウェイド・ゴークの理想とするコンプレッサーを追求した新世代のスタンダード・コンプレッサー
Germanium Compressorの主な特徴
  • 低域のコンプレッションをスムースに制御する SIDE CHAIN機能搭載(コンプ・キャラクター)
  • クラスA トランスフォーマー・バランス入出力回路
  • * 外部電源(PSU-1)は別売です(1台で2パワー出力)
  • コンプ・サウンドと原音をブレンド。 MIX /DRY コントロール(響き、パンチ感、アタック感、音抜け)
  • クリーン& ダーティー・モード(二次/三次倍音) (透明感、太さ、力強さ、ビンテージ感)
  • 全て耳で合わせられ音楽性のみを追求した RATIO、ATTACK、RELEASE コントロール(ダイナミクス・コントロール)
  • ツェナー、シリコン、ゲルマニウム、異なる素子による質感とコンプカーブの違い(バイブ感、グルーブ感、コンプレッションカーブ、サウンドキャラクター)
  • ゲルマニウム・ドライブ と フィードバックの組合せで倍音質感をコントロール(色付け、太さ、ビンテージ質感、ゲインコントロール)

 

 

 

 

 

Germanium Compressorの主な特徴
Germanium Compressor 導入事例、コメント

サウンドプロデューサー
鈴木Daichi秀行様

「Germaniumシリーズは個性的ですよね。これは取りあえずいじってみる、みたいな感覚がありますね(笑)このGermaniumシリーズはGainとFeedbackで音作りがある程度できてしまうので、音作りのバリエーションがすごい広いというのと、コンプレッサーもベースとかに通すと厚みや粘りが出ていいですよね。

Germanium Compressorは特殊で、掛かり方も含めて今までのコンプレッサーと違うじゃないですか。大体この辺りをいじったらこれだけ変わるっているイメージができないところの「偶然性のある面白さ」がいいですよね。プラグインは視覚的に細かく音作りができるものも多いけど、Germanium Compressorは耳だけで確かめてっていうのが面白いですよね。そこがGermaniumシリーズの魅力だと思いますね。」

 

ユーザーレポート
Studio Sound DALI 橋本まさし様

『言いすぎかも知れないけど、Ted Jensenにマスタリングをしてもらったような感じになるんです。マスタリングするとどうなるのかなと思う素材をTedにお願いすると「良くなっ た!」っていうような感激がGermanium Compressorで得られるんです。倍音が増えて音がシャキッとする。音楽的で本当に良い機材だと思います。』

『SIDE CHAINとMIX機能をうまく使うと、深くかけても音が詰まったりすることがなく、バランスも崩れなくなるんです。特にMIX機能は神業ものですね。例 えばドラムの素材自体にバスで送ってコンプをかけたものを別のチャンネルに立ち上げて、元の素材に足すようなことはいつもやってましたが、マスターには (セッティングが困難な為)そのような使い方はしていなかったんです。Germanium CompressorだとこのMIX機能を使えばそれが簡単にできてしまうんです。』

『一般的なコンプ、例えばSSLの卓についているマスターコンプは深くかけると詰まる感 じになるけど、極端に言うとEQとかしないでただフェーダーを上げて適当なバランスにしただけでも、Germanium CompressorのMIX機能を使えば各トラックのレベルのバランスを良くして、ちゃんと聴ける音楽にしてしまうんです。これがあれば誰でもMIXで きちゃうくらい不思議な効果をもたらしてくれる機材ですね。』

レコーディングエンジニア 
渡邊 修一様

Q: プラグインとアウトボードのコンプレッサーの使い分けについて

『プラグインでは音を整えるというか、レベルを押さえる目的で使っています。音色を作る場合にはアウトボードを使うのが好きですね。真空管とかトランスの音が好きなんですが、そういうところにデジタルでは得られないアナログの味が出てくるんです。

今はデジタルになって録り音がクリアでハイファイになってきたので、マイクやアウトボードで音の質感を狙って作って録音していくようになってきました。』

Q: 購入されたきっかけ

『元々コンプレッサーを買う予定は無かったのですが、スタジオでGermanium Compressorを試す機会があったので使ってみました。普段はどちらかというと、後からどうにでも処理ができるようにできるだけ素直な音で取り込んで、落とす時に作り込んでいるのですが、Germanium Compressorは色々な音作りができる点でとても便利だと思い購入しました。』

 

Q: 使い方や各セクションの印象について

『今は1台しか持っていないのでモノラルで録る楽器にしか使えないですが、アコースティックギターでは録りでも必ず使っていて、最近ではボーカルやベース、ドラム等、今までUrei1176を使っていた素材によく使っています。

例えばUrei1176は色んな楽器に使われていて、あのサウンドや使いやすさが目的で使われてますが、いろんな音色に変えることはできないんです。Germanium Compressorはナチュラルに使うこともできるし、思いっきりかけて激しいコンプサウンドにすることもできたり、曲や全体的な音の雰囲気に合せて質感も含めて幅広く音色を変える音作りができるのがいいですね。オールマイティに使えます。』

『使う時はいつも最初にGAINとFEEDBACKで音の質感を決めてからコンプレッサーのセッティングをします。

COMP CURVEは、コンプレッサーの種類が変わるような感じですね。ナチュラルにかけたい場合は左側のポジションにして、派手に使いたいときは右側にして使います。左側の3つを使うことが多いですが、使う時はつまみのポジションは全く気にしないで、いつも耳で判断しています。』

『MIX機能は便利ですよね。Germanium Compressorを2台持っていればドラムの2MIX等でもきっと重宝しますね。』

『普段はセッティングのパターンを幾つか試しながら音作りをしています。色んなことができる分、最初は使い方は大変だろうと思っていたのですが、今では凄くラクに使えるし、使い方に決まりがない点は逆に面白いですよね。

あと一般的なコンプレッサーのように「レシオが4:1」とか数値の表記がGermanium Compressorには一切無いので、逆に数値的な部分は考えずに耳だけで判断できるし、使い方が決まっていない所もこれからも面白みを感じられる機材だと思っています。』

Germanium Compressor 導入事例、コメント
ジャパングレード

日本向け製品のみに、バイパスコンデンサを仕込んだ特別な【サウンドチューニングDCケーブル】を同梱。さらに弊社テックにおいて、国内環境に最適化された高基準のチューニングを施して出荷されています。

くわしくはこちら

CONTROL

① BYPASS
ハードワイヤーバイパスの為のスイッチです。コンプレッションされたサウンドとの切替やユニティーゲインのチェッ クに利用できます。
② CLEAN / DIRTY COMP
倍音感を切り替えられるスイッチです。DIRTY COMP ポジションでは FET コンプレッサー特有の倍音の質感を再現、 音楽的に響く二次倍音と三次倍音を多く含み、2%~5%の THD が得られます。 また CLEAN COMP モードではコンプレッション時の THDが 0.2%~0.5%になりよりクリーンな音質になります。
③ INPUT
コンプレッサーへと送られるアマウントを調整します。コンプレッションをハードにドライブさせたい場合には INPUT をより大きくします。7-10 の位置ではよりタイトなサウンドになるでしょう。入力される信号にもよりますが、8-10 の レンジでの使用が本機らしいサウンドです。
④ SIDE CHAIN
コンプレッサーの検知回路に入る低域のアマウントを調整するのに最適な機能です。ベース成分が大きいキックド ラムやベースギターには特に効果的です。またミックスやサブグループでも役立つはずです。例えばアコースティッ クギタートラックの低い音域がコンプレッションに過剰に反応してしまう場合などに使用すればよりスムースなコン プレッションアクションが得られ、音源をより効果的にコントロール可能です。 またこのサイドチェインを効果的に使用して、新たなコンプレッションキャラクターを見つけることも可能です。是非 時間をかけてこの機能を探求してみてください。

ポジジョン : OUT、30、60、90、150、300Hz
⑤ RATIO
大変ジェントルなコンプレッションレシオからハードなコンプレッションまで調整が可能です。このコントロールも他の多くの GERM COMP の機能同様に実際のサウンドを基盤にサウンドデザインされています。一切の数学的な計算は行っていません!個々のパラメーターセッティングは全てレコーディングされた素材を元に繰り返し検証され、多くのソースに使えるサウンドが試聴によって決定されました。

RATIO は COMP CURVE コントロールと密接な関わりを持ちます。お勧めのサウンドメイキングの方法はまずCOMP CURVE を決定した後に、RATIO をコンプレッションのファインチューニングに使用する方法です。
⑥ COMP CURVE
GERM COMP の最も重要かつ、価値のある独創の機能がこの COMP CURVE です。様々なダイオードのコンビネーションがコンプレッションのカーブ(ニー)をクリエイトする画期的な機能に仕上がりました。このコンビネーション にたどり着くまでにあらゆるタイプのダイオードが試される作業が永遠に続き、遂にこの最高のサウンドが達成されました!多くの RATIO/CURVE コントロールの設計は単純な抵抗を使ったサーキットです。しかしダイオードを使 えば独特なフレイバーが得られます。最終的にこの Germanium Compressor では 6 つの異なるコンビネーションを採り入れました。なんと、ゲルマニウム、シリコン、ツェナーダイオードの幾つかのコンビネーション、そしてスタンダ ードな抵抗によるセッティングを実現しました。

ゲルマニウムダイオードは低いフォーワードボルテージによる大変スムースなコンプレッションニーを持ちます。シリコンはより高いフォーワードボルテージからより鋭角なカーブとなります。ツェナーダイオードではそのボルテージ キャラクターから更に大きなエフェクト効果とカーブが特徴的です。

以下のようにポジションにより様々なキャラクターが操れます。
1、Resistance (R Soft) -- 一般的な抵抗を使った回路が選択されます。最もニュートラルでジェントルなコンプレッションカーブとなり、オーディオへの色付けも最小限に抑えられます。

2、GERM Soft -- シングルのゲルマニウムダイオードが使用された回路が選択されます。ダイオードの中でも最もジェントルなカーブを持ちます。Resistance (R Soft)ポジションより僅かに鋭いコンプレッションニーを持ち、独 特な色付けによる質感をコンプレッショントーンに付加します。

3、GERM Medium -- ゲルマニウムダイオードが 5 つ使用された GERM Soft ポジションの発展形です。GERM Soft より僅かに鋭いコンプレッションニーがコンプレサウンドに良質なバイブを与えてくれます。

4、SILICON Medium -- シングルのシリコンダイオードによるモードです。GERM Medium よりも鋭いコンプレッションニーを持っています。もちろん GERM ポジションとは全く異なるサウンドキャラクターとなります。

5、SILICON Hard -- 2 つのシリコンダイオードのコンビネーションが選択されます。バイブ感が強い鋭いコンプレッションニーが特徴です。

6、ZENER Hard -- シングルのツェナーダイオードを使用した回路が選択されます。最もコンプレッションカーブが鋭く、素子による音質キャラクターがまた異なります。
⑦ WET/DRY
この WET/DRY のミックス機能も GERM COMP の独創的な機能の 1 つです。コンプレッションされたサウンドとオリ ジナルのサウンドを自由自在にミックスする事が可能になります。コンプレッションされたサウンドがアタック感やト ランジェントを失ってしまう事は良くあることですが、この機能により音源が本来持つ自然な鳴り/響きを保ったまま コンプレッションを実行することが可能になります。例えばドラムスのアタック感やパンチ感を全く失わない状態で、 タイトなコンプレッションサウンドを実現できるのです!
⑧ ATTACK / RELEASE
ATTACK
このATTACKについても私たちはリスニングテストにより、如何に音楽が音楽的に響くか、ナチュラルに聴こえる かを頼りに開発を行いました。実際のアタックタイムやリリースタイムがどのような値になるかは決して計算してい ません。大切な音楽性を重視しました。また特筆すべきはそのアタックのレンジです。高速なアタックタイムから非 常に遅いアタックタイムまで用意されています。ドラムス、ベース、ギター、ミックスやマスタリングなどで大変便利 に利用できるでしょう。例えばドラムスではアタックをミディアムからスローにセッティングして大きなリミッティングを 与えます。パンチ感に溢れたアグレッシブなサウンドをアタックの値によってコントロールが可能です。このセッティ ングはベースにも最適です。2-6 のポジションは一般的なミディアムな設定になります。

RELEASE
リリースタイムについてもアタックタイム同様の開発が行われています。FAST~SLOW までコンプレッションのリリ ースタイムを調整可能です。
⑨ LINK
GERM COMP をステレオで、または 5.1ch サラウンドなどに使用する場合にはこのスイッチをリンクポジションに合 わせます。Threshold、Attack、Release はリンクスイッチに追従しますが、その他のファンクション(主にスイッチ類 など)は各々セッティングが必要です。一般的な TS タイプのフォンケーブルで接続します。
⑩ GERMANIUM DRIVE
GERMANIUM シリーズ特有のゲルマニウムドライブセクションが搭載されています。 このゲインスイッチは 3dB のステップゲインコントロールとなっており入力のレベルコントロールを行います。実際の オーバーオールゲインは Feedback コントロールに大きく影響されます。Gain が 0 で Feedback も 0 位置の時の全 体のゲインは-30dB となります。例えばこの状態から Feedback を 10 位置にするとオーバーオールゲインは-8dB となり、またトーンの質感も大きく変化します。これらの組合せによって生まれるトーン質感のバリエーションこそが Germanium シリーズの大きな特徴です。ゲインの可変幅は最小で-30dB から+25dB(Gain と Feedback がフルの状 態で)となります。
⑪ FEEDBACK
FEEDBACK コントロールはサウンドのエッセンシャルを決定つけます。この新発想の FEEDBACK コントロールはサ ウンドの THD、周波数特性、ゲインについて影響を与えます。基本的に FEEDBACK を 0 にしたときには、THD(倍 音)は少なく、ゲインはあまりアップせずクリアーなトーンの質感が得られます。FEEDBACK を大きめに設定すると THD(倍音)は増し、ゲインが大きくなります。また低域が大きく感じられ、高域が多少ロールオフしたような質感にな ります。同じ増幅を得る場合でも GAIN と FEEDBACK の組合せ位置が複数存在することになります。ただしこの組 合せによって増幅ゲインは同じでも、異なる音質を得ることができるのです。

DEMO

SPECIFICATION

Germanium Compressor Specifications
ChannelsMono
CircuitDiscrete, Transistor
ConnectionI/O: XLR
Link: TRS
All Connections Transformer Balanced Pin 2 Hot
POWERPower: ±28v
Requires the Chandler Limited PSU-1 power supply
Country Of OriginMade in the USA
Size/WeightEIA1U
* 外部電源(PSU-1)は別売です(1台で2パワー出力)

SUPPORT

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