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ニール・ヤングが手がける高音質音楽プレーヤー!
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筆者のヒーローでもあるニール・ヤングがデジタル・オーディオ・プレーヤーを作っているらしい。過去にもCDやMP3の制限されたデジタルミュージックのプアーさを嘆き、自らのアルバムをDVD-AUDIOのフォーマットで発売したり、アナログ音質の素晴らしさをデジタルフォーマットで再現することに精力的だったニールヤングですが、もしこのPONOが発売されると、作り手側であるロックミュージシャンがプロデュースした【ミュージックプレーヤー】として、いままでになかった新しいかたちでの提案となり非常に興味深いですね。




先日はニューヨーク、セントラルパークでのコンサートがあったようで、その前日にDavid Letterman Showに出演してPONOのプロモーションも行ったようです。(NYCのセントラルパークコンサートといえばポールサイモンな感じですが、今回はニールヤング、それもクレイジーホース!行きたかったです!またちなみにLetterman Showは夜10時くらいから月-金の毎日放送されているトークショー番組で毎日豪華なゲストとミュージカルゲストが登場します。NYならではのちょっとシニカルな笑いが楽しい番組です)。



このビデオでニールヤングも語っているが(レターマンがデジタルフォーマットについての話が理解できないところが愉快)、PONOはマスターファイルを再生できるオーディオプレーヤーで、スタジオで録音されたマスターファイル、例えばボブ・ディランの「追憶のハイウェイ61」のオリジナルテープなどの貴重なアナログマスターから(ダウンロード用の)ハイレゾリューションでデジタルアーカイブする契約についてSONYやその他大手のレコード会社と交渉中とのこと。すべての情報を包括しているアナログがもつ情報量をもっとも高い品質でアーカイブし保存することを目標としていて、ルイ・アームストロングからブルース・スプリングスティーン、Jay Gまで大規模なアーカイブを目指しているようだ。

インタビューでは詳細を話してはいませんが、おそらく24bit/192kHzハイレゾファイルの配信事業とこのPONOプレーヤーを組み合わせて展開するのだと思われます。Warner Musicなどはすでに8,000ものアルバムをデジタルコンバートしているとの事なので期待が高まります。

ニールのようなミュージシャンから見れば、自分たちの作り上げたこだわりのサウンドが劣化された形で聴かれていることにどうしても納得がいかないということなのでしょうね。実現すれば相当大きな配信事業になると思われるので、特に往年のロックファンには嬉しいフォーマットになるかもしれません。


PONOが発売されたら、アンブレラカンパニーでは24bit/192kHzの良質なADコンバーターの販売に力を入れなくてはなりませんね。





















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